SSブログ

適性診断

 今回は「適性診断」を書こうと思います。

 適正診断とは、独立行政法人の自動車事故対策機構、通称NASVAが行っているバス、ハイヤー、タクシー、トラックなどの自動車運送事業者における運転者を対象に交通事故防止に活用されているものです。

 適正診断の種類は、一般診断と義務診断に分かれていて、一般診断は任意ですが義務診断は初任者診断、適齢診断、特定診断Ⅰ、特定診断Ⅱの4種類になります。初任者診断は新たに採用した人、適齢診断は65歳以上、特定診断Ⅰは死亡事故または重傷事故を起こし又は重傷事故を起こし当該事故から3年以内に事故を起こした人、特定診断Ⅱは死亡事故又は重傷事故を起こし当該事故前の1年に事故を起こした人が対象の診断です。

 最近、会社に監査が入った結果、運転手全員が適正検査(一般診断)を受ける事になりました。自分は昨日受けてきました。場所は新横浜の「トラック会館」で10時30分から行いました。

 10時30分の回は10人くらいだったと思います。上記の各診断を誰がどの診断を受けているかは分かりません。

 10時30前に受講予約書類を提出して料金の2,300円を支払って時間を待ちます。10時30分に名前を呼ばれ、シミュレーターへ案内され診断が開始されます。全てシミュレーターを通して行われます。

 内容は国土交通省が定めたものになます。最初は「動作の正確性」を確かめるもので、前面の画面に黄色、青色、赤色の丸が現れ、その色に対応したハンドルについている左右のボタンとアクセルを操作します。最初は左右のボタンとアクセルは押しっぱなしですが、現れた色に対応するものを離します。確か黄色が左ボタン、青が右ボタン、赤がアクセルだったと思います。これにはブザー付きバージョンも有り、ブザーがなった時は何もしないでならない時は上記動作を行うものです。

 次はPC視覚機能測定テストで、動体視力、眼球運動、周辺視野を測定します。出てきた数字を当てるテスト、4個の4角形の4角に〇が現れるのでその〇の位置を当てるテスト、数字と〇が同時に現れるので数字と〇の位置を当てるテストです。

 次は安全態度、危険感受性テストで、街中をCGシミュレーションで模擬ドライブします。確か4コースドライブします。

 自分が最も難しいと感じたのは、注意の配分テストです。説明しづらいのですが、赤と緑の対になった不連続でアトランダムにおかれたマークを、緑を左にして通過するのですが、画面が左右に分かれていて、コースが2つ現れますが、1つは上から下へ、もう1つは反対に下から上に動きます。・・・両方とも緑を左にして通過するので、自分はかなり難しい気がします。

 自分は診断結果で、判断・動作のタイミング、動作の正確さ。注意の配分、安全態度、危険感受性の内「危険感受性」が27点、思いやり運転は・・・10点でした。

 模擬ドライブのシミュレーターの商店街を普通に走って、人を追い抜いただけだと思いますけど・・・

 「1.5倍以上車間距離を取るようにして下さい」とコメントが有りましたが、前に車は走っていませでした。

 約1時間で終わりました。

nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:求人・転職