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「国交省」

今回は「国交省」を書こうと思います。

 ご存知の様に国交省は「国土交通省」を略した名称です。国土交通省設置法総則の第3条の任務に「国土交通省は、国土の総合的かつ体系的な利用、開発及び保全、そのための社会資本の整合的な整 備、交通政策の推進、気象業務の健全な発達並びに海上の安全及び治安の確保を図ることを任務とする。」とされています。

 国交省は平成13年、それまでの運輸省、建設省、北海道開発庁、国土庁の4省庁を統合して誕生した組織です。

 国交省などの「省」には、国家行政組織法及び内閣府設置法に基づき、内部部局として大臣官房及び「局」が置かれており、その長を局長と称する様です。

 局長では、省内においてはトップの「事務次官」、セカンドの「各省審議官」に次ぐ3番目の地位です。

 省内には、大臣官房を始め「自動車」局を含め13の局と 政策統括官、 国際統括官の都合16の内部部局から成っています。

 タクシーに関して司るのは「自動車局」になります。そのトップは「奥田哲也」自動車局局長になります。言うまでも無く「ライドシェア」に反対の立場の局長です。1961年福岡県生まれで、私立ラ・サール高→東大法を卒業して84年に運輸省へ入省したそうです。

 大臣官房総括審議官を経て鉄道局長、そして自動者局局長になった人の様です。日産自動車が無資格検査問題について、再発防止策をまとめた最終報告書を国土交通省に提出した際、その報告書の提出を手渡され、日産の社長から頭を下げられた場面がTVなどで報道され,その場面を見た事が有る人もいるかもしれません。

 国家公務員の場合は、一般の公務員は俸給表が「級」と「号俸」により構成されますが、局長などの指定職は指定職俸給表の「号俸」のみが適用されていて、民間企業における役員報酬に相当する様です。

 いわば自動車局の局長は、国の機関の自動車局の役員です。

 最終的に奥田氏が、キャリアのトップの国交省の事務次官になったら、ライドシェアは無理・・・かも、デス

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