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「横浜にも優良乗り場」

 今回は「横浜にも優良乗り場」を書こうと思います。

 今年の10月1日から県内初となる「タクシー優良乗り場」が出来るそうです。優良乗り場とは、東京には15ヵ所ほどあるそうです。優良乗り場とは、安全とサービスの両面において一定の評価を受けた運転者・事業者が利用できる乗り場のことの様です。

 優良乗り場に入庫出来るのは、優良事業者評価制度によって80点以上で「優良」と評価された事業者と個人タクシーのマスター(三ツ星)を受けた事業者です。

 個人タクシーのマスターは、一般社団法人全国個人タクシー協会が平成10年12月より実施しているタクシー事業者認定制度で、いわゆるマスターズ制度です。個人タクシー事業者がマスター(みつ星)になるは、ひとつ星、ふたつ星の認定を順に受けて、3年目にマスターの申請ができます。マスター申請後に、個人タクシー業界以外の有識者で構成される「マスター認定委員会」の審査を受けて認められれば、マスター称号を車両の屋上に三ツ星を表示することができます。

 一般社団法人全国個人タクシー協会では「マスター称号(みつ星)の事業者は、個人タクシーの最高ブランドとして、「やさしさと安全・安心を乗せて走ります。」を合言葉に、高品位のタクシー・サービスをお客様に提供するように心がけております。」としています。

 県内初の優良乗り場は、「桜木町駅」のタクシー乗り場になります。概要は、乗り場の先頭に「優良タクシー」その後方に「一般タクシー」の順で停車し、利用者は選択して乗車できる様です。

 桜木町の待機場は、現行8レーンで32台収容できるそうですが、それを優良6レーン24台、一般2レーン8台とする様です。

 神奈川県タクシー協会によると、京浜交通圏の会員数は横浜支部69社、川崎支部22社、横須賀支部16社の合計107社になります。その内優良事業者は104社の様です。つまり京浜交通圏の約97%が優良事業者という事になります。

 換言すれば、97%の事業者104の社が優良なので、殆どのタクシーは優良レーンの6レーンで並んで待機し、残りの3社が一般の2レーンに並んで待機する事になります。ここまでは分かりますが、乗り場の先頭に「優良」その後方に一般の順で停車と有りますが、意味がわかりません。又、優良の104社で6レーン待機、一般の3社で2レーン待機です。

 これだけ読むと?です。現行は先頭から確か6台目までの乗り場は2レーン、それ以降7台目からが待機する車は8レーンになります。

 いずれにしても、利用者に「優良」と「一般」の違いを周知しない事には意味がなく、それ以前に97%の事業者が優良なので、乗り場・待機場を区別する意味が自分にはわかりません。

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