大阪のモビVS大阪メト
今回は「大阪のモビVS大阪メトロ」を書こうと思います。
とりま、モビは大阪市北区・福島区で令和5年8月からAIオンデマンド乗合タクシーのmobiを運行する社会実験を実施してきました。
運行主体は日本タクシー㈱・狩野観光㈱・ナショナルタクシー㈱・梅田興業㈱が道路運送法21条のもと運行していました。
根拠法の道路運送法21条は「乗合旅客の運送」になり、一般貸切旅客自動車運送事業者及び一般乗用旅客自動車運送事業者が乗合旅客運送をすることができる場合を規定しています。
1項は災害の場合その他緊急を要するとき、2項は一般乗合旅客自動車運送事業者=路線バスによることが困難な場合に、一時的な需要のために国土交通大臣の許可を受けて地域及び期間を限定して行うとき。となっています。
なので、モビは色々な地域で実証実験と称する運行を行っていますがどの地域でも同法21条第2項を根拠法ととして運行しています。
ですが、事業主体の4社からの申し出で2025年1月31日で社会実験を終了するそうです。・・・・・事業主体からの申し出の理由として考えられる事は・・・・・「採算性」の問題だと思います。要は、採算が合わないって事です。
運行は月曜日から日曜日まででの朝 7:00~夜 10:0で、料金はモビお得意の定額乗り放題プラン6,000円、回数券プラン、日乗り放題プランの1,500円、ワンタイムプランの大人500円子供250円の4つのプランだったそうです。
同じ大阪で実証実験に取り組んでいるのが、現在、生野区、平野区ではOsaka Metro Groupが令和3年3月30日から令和6年3月31日までとなっていて、北区、福島区ではOsaka Metro Group令和4年4月1日から令和6年3月31日まで運行しています。
北区・福島区では前記したモビも令和5年8月からAIオンデマンド乗合タクシーのmobを運行していましたが前述した様に事業主体からの申し出により2025年1月31日に運行を中止しました。
生野区:生野区全域で使用車両はワンボックス車両の乗車定員8名で各エリア7台、車定員5名の車いす対応車両のワンボックス車両各エリア2台、乗車定員13名から28名のノンステップ車いす対応車両の小型EVバス各エリア1台とかなり代替的な社会実験みたいです。
運賃は大人 210円・小児110円の1回ごとの物と、モビの様に「定期型」の大人定期券 1エリア 1か月 5,000円、2エリア共通 1か月 9,000円だそうです。
ワンタイムプランの1回乗車料金も定期券型のプランもOsaka Metro Groupの方が安価でした。Osaka Metro Groupは横文字で記載されていますが、大阪市高速電気軌道株式会社といい大阪市の全額出資で2017年に設立され、大阪市交通局の民営化により2018年に同局の鉄軌道事業を継承して愛称はOsaka Metroだそうです。
横浜市営地下鉄の大阪版といったとこでしょうか?・・・・知らんけど(笑)
なので、大阪の乗合バス戦の「モビ」VS「Osaka Metro Group」は・・・・Osaka Metro Groupで勝負?が付いた様です。(^_-)-☆