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タクシー車椅子問題・東タク協は何を考えている

 今回は「タクシー車椅子問題・東タク協は何を考えている」を書こうと思います。

 明けまして御目出とうございます。今年も宜しくお願い致します。

 っと年始のご挨拶も済んだので、昨年来何かと問題になっているトヨタのジャパンタクシーの車椅子乗降問題について今回は書こうと思います。

 東京ハイヤー・タクシー協会の川鍋氏が車椅子での利用で時間が掛かる問題について、「乗務員の作業を楽にするため」との理由で、スロープ板を主要な病院、ホテル、駅など約50ヵ所を配備する様で近く東京都と業務委託契約を締結する様です。

 今後、車椅子利用者が多い施設で、スロープの設置を補助・管理する人がいる乗り場を調査・選定し東京都に提案するそうです。施設から了解が得られた場所にスロープ板を置き、地図やホ無ページで利用者や乗務員に周知する様です。

 川鍋氏は先の都知事との予算要望のヒアリングで直接訴え、東京陸運局主催のバリアフリーネット会議でも自治体に協力を呼び掛けたそうです。東京都は高齢者・障害者が気軽に移動できる都市を目指す一環として、スロープと地図の費用を支援するそうです。

 特性のスロープ板は、従来の 様な2つ折りのアルミ板と強化プラスチックの板を組み合わせた物です。写真を見ましたが2つ折りのアルミ板は公開されないで特製の強化プラスチックのスロープ板しかっ子会されていませんが、ホームセンターなどでよく売っている、道路の段差を合わせ埋める物の様です。

 ここまで読むと、今回のスロープの設置により、車載のスロープはいっさい使用する必要がなく、現場に置かれているスロープを使用することで、車椅子の乗降が可能なようです。

 記事を読んだだけですが耳を疑いました。しして目を疑いました。正に「マジか!」です。

 タクシーに乗って最後にする事は何ですか?自分は下車する事です。車椅子も同じだと思うのですが?今回は乗車に関して特製のスロープ設置で乗務員の負担を減らすのが解決策とでも言っているのでしょうが、では先に述べた様に下車する時の事には触れていません。どうするのでしょう?

 換言すると、この特性スロープ板と呼ばれる物で、車椅子乗車拒否問題が解決するとでも思っているのでしょうか?又、本設備を設置することにより、JPNタクシーの乗務員が乗り場以外での車椅子乗車は断ってもいいような感覚になっても不思議な話では有りません。となると乗務員への教育の徹底が必要になります。

 考えると、これは正に都の費用によるトヨタのJPNタクシーのための支援になります。言うまでも無くこの費用は突き詰める所我々の血税です。

 換言すれば、血税を使ったトヨタのジャパンタクシーの片手落ちの救済です。前記した様に下車する時はどうするのでしょう?阿保でも分かる事です。コンフォートやセドリックが寿命を迎えた時、言葉は悪いですが何時かはこんな糞車に乗らなければならないとなると・・・車椅子問題以外では良い車かもしれませんが・・・日産、再び頑張ってくれデス。が、日産もご承知の通りそれどころではないでしょう。

 本来、トヨタが解決すべき問題だと思うのですが、川鍋氏のJapanTaxiはトヨタから70憶円の出資を受けています。又、この車の開発に川鍋氏も関わっていると思われてもしょうが無い状況です。

 言い方は悪いかもしれませんが、川鍋氏は日交の社長時代に続き2度目の税金による救済になります。それも今回は下車時に関しては片手落ちです。

 UD車両認定を取り下げようにも、国土交通省の地域公共交通確保維持改善事業の一環としてUD車両に補助金の制度を始め、1台当たり60万円が補助されてしまっています。

 JapanTaxiは従来のコンフォートに比べ約100万円高いので、事業者に他の選択肢が無い以上トヨタのジャパンタクシーは美味しい商売です。

 トヨタ、事業者には良くても乗務員は良く有りません 三方一両損では無く三者一方損です。手順の説明書配布や50ヵ所への特製スロープの設置では、何も解決になりません。

 長く愚痴の様な事を書きましたが、トヨタ、惹いていえば川鍋氏が責任を持って解決すべき問題の様な気がします。・・・トヨタのジャパンタク氏―に対する愚痴でした。


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