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グラブ、ウーバーの東南ア事業買収

 今回は「グラブ、ウーバーの東南ア事業買収」を書こうと思います。

 以前、トヨタがグラブに1,100憶円出資した事を書いた記憶が有ります。そんなグラブがグラブの27.5%の株式と引き換えにウーバーから事業譲渡をされました。

 これによりグラブは、激しいシェア争いを続けてきたウーバーというライバルを買収し、東南アジア市場で圧倒的なシェアを確保するそうです。

 これまでグラブとウーバーは、顧客や運転手を奪い合い、激しい競争を続けてきましたが、今回のグラブのウーバー買収でグラブが東南アジア市場で不動の地位を確保することになる様です。

 因みに両社の筆頭株主はソフトバンクです。

 グラブはライドシェア企業ですが、2輪車番のライドシェアも有る様です。既に普及しているグラブ専属のバイク乗りを随時拾う「グラブバイク」と、あらかじめ移動区間を登録した一般の運転手と乗り手をマッチングする2種類のサービスが有る様です。

 差し詰めクラブバイクは流しのタクシーの2輪車バージョンでしょうか?

 二輪車の相乗りは渋滞の多い東南アジアならではのサービスで、自動車のライドシェアと並び、各国で人気を集めるサービスの様です。

 グラブは昨年の時点で、東南アジアで8カ国、約180都市に展開し、1日の利用は400万件に上るそうです。東南アジアで圧倒的なシェアを握り、苦戦する米最大手ウーバーテクノロジーズが同市場から撤退するという観測が流れていましたが、憶測では無く現実となりました。

 グラブは、「二輪車タクシーの配車」や「自動車の相乗り」、「出前・配達サービス」などに業容を拡大しています。

 グラブの企業評価額は60億ドルに上るそうで、東南アジアで3社あるとされるユニコーン企業の最大手になりました。

 翻って日本を見てみると、・・・寂しい限りです。

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