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トヨタ・DiDiと協業拡大で660憶出資、箸休め的な話。草

 今回は「トヨタ・DiDiと協業拡大で660憶出資」を書こうと思います。

 現在までに中国の配車アプリの滴滴出行のDiDiは、中国テンセントやアリババが大株主として出資していますが、2015年には日本のソフトバンクからも600億円の出資、及び米アップルから1000億円の出資を受けている様です。

 アップルの狙いは、EVや自動運転、インフォテインメント(車内エンターテインメント)などの分野での提携も模索していく見込みの様です。

 閑話休題。Wiki先生によれば、「車内エンターテインメント又は車載インフォテインメントとは、自動車に搭載し、オーディオやビデオのエンターテインメントを提供するハードウェア・ソフトウェアの集合である」となっています。

 そんなDiDiに今回、改めてトヨタが参入しました。トヨタとDiDi社は、2018年1月に「e-Palette」における協業を公表し、2018年5月からはトヨタのモデル販売店においてDiDi社のライドシェアドライバー向けに車両を貸し出すとともに、様々なサービスの提供を含めた車両関連サービスを開始していました。

 今回は、中国におけるモビリティサービス(MaaS)領域の協業拡大に合意した様で、トヨタとDiDiはライドシェアドライバー向け車両関連サービスを展開する合弁会社を「広汽トヨタ自動車有限会社(GTMC)」とともに設立し、DiDi及び合弁会社に対し計660億円の出資を行い様です。

 今回の合意で、両社は中国において、これまで開発してきたサービスを本格的な普及段階に移行させ、より効率的で質の高い配車ビジネスを実現することにより、中国社会に貢献するモビリティサービスを提供していく。事が目的の様です。

 トヨタの目的は、協業拡大において、トヨタのコネクティッドサービスおよび次世代EVを活用した協業関係が強化されることの様です。

 この協業拡大で、トヨタは将来の中国におけるMaaSビジネスの実現に向け、両社は車両管理からメンテナンス、保険、金融といった一連の価値連鎖において、モビリティサービス・プラットフォームによる各種コネクティッドサービスの拡充を通じ、中国の顧客やドライバーに選んでもらえるサービスを提供するとともに、将来は中国のモビリティサービスに相応しい電気自動車(EV)の投入及び普及を目指していく。・・・そうです。

 トヨタがの「モビリティサービス・プラットフォーム」は、「ライドシェア」や「カーシェア」、「レンタカー」、「タクシー」などのモビリティサービス事業者に対し、トヨタが自社開発したシステムを提供するための、モビリティの管理・利用・分析など個別の機能を包括した仕組み全体のことを指します。

 要は、「DiDiのAIを活用した大規模なモビリティオペレーション」+「トヨタのコネクティッドカー技術」=今回の協業拡大の様ですが、アップルも同じ様な内容でDiDiに出資しています。

 話が世界規模になるので、タクシー乗務員には関係が有りません。なので今回は箸休め的な話でした。草

 WikiによるとDiDiでは2018年5月6日に運転手が女性を殺害、2018年8月24日、相乗りサービスの運転手が乗客の女性を性的暴行の上、殺害し、金銭を奪う事件が再び発生、などで過去4年間に、故意殺人事件は2件、強姦事件は19件、強制猥褻事件は9件、行政処罰事件は5件で、まだ立件されていないセクハラ事件が15件発生していた様です。

 幾ら人口が14憶人とは言え、この数字は驚かされます。ディスって流石中国。苦草

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