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京都の初乗り短縮とその結果

 今回は「京都の初乗り短縮」を書こうと思います。

 初乗り短縮前の京都のタクシー運賃は、普通車で旧料金が1.7㎞で610円でしたが、改定後は1.2㎞で450円となりました。

 運賃改定を行った事業者は54社有り、調査対象期間は18年5月~10月迄の半年間です。その結果、平均は前年同期より2.8%の増収になった様です。乗務員の給料は26万9871円で前年同期の23万8990円より8.7%上昇していた言うです。46社の賃金が上昇し8社の賃金が減少した様です。

 初乗り短縮利用所以降は、1.2㎞未満の輸送回数は70万5000回、1.6%の増加で、総輸送回数は575万回で7.6%減となっています。換言すれば、総輸送回数7.9%減>初乗り短種増加1.8%、になります。輸送回数が減っているのに、初乗り短縮導入で乗務員の給料=営収は増えています。

 距離単価を計算してみます。旧料金は1,700mで610円なので、610円÷1,700m≒0.3588円、100mと≒で35.88円になります。改定後は1,200mで450円なので同様な計算をすると、メートル単価は≒で0,375円、100mでは37.55となります。

 閑話休題。京都のタクシーは以前は、特定大型車、大型車、中型車、小型車に区分されていた様ですが、中型車と小型車が「普通車」という区分になったので、特定大型車、大型車、普通車と言う3区分になった様です。

 以前の中型車で1.7㎞の料金は620円でした。改定後の料金は1.2㎞で450円、距里加算は255mごとに80円です。時間メーターを考えないと、(500m÷255m)×80円+450円≒606円になり、若干ですが14円程安くなっています。

 仮に現在の横浜の初乗り2㎞を乗車すると、旧料金では、610円+{(2,000m-1,700m)÷276m}×80円≒696円になります。計算はしてませんが、おそらく1.7㎞位が新旧料金の分岐点の様な気がします。

 初乗り短縮で計算すると、450円+{(2,000m-1,200m)}÷255m}×80円≒700円になります。

 たった2㎞走っただけで、改定後の初乗り450円の方が若干ですが高くなります。草

 より乗車距離が延びれば、その差は開く一方だと思います。ってか、京都って時間併用メーター・・・ですか?そんな事も知らないで、こんな事を書いて草が生えそうです。

 初乗り短種に段まされるな・・・デス。

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