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東京地区、消費増税で加算距離短縮

 今回は「東京地区、消費増税で加算距離短縮」を書こうと思います。

 今年の10月1日の消費税10%への引き上げで、東京地区のタクシー運賃は普通車の上限運賃が現行の1,052mの410円から、420円に値上げされるそうです。消費増税分としは、410円×110/108≒417.59=420となるようです。

 それに伴い、距離加算額の80円は変わりませんが、加算距離が現行の237mから233mに短縮され、そして時間距離併用部分は1分30秒から1分25秒に短縮なる様です。

 纏めると消費増税では消費税部分で10円が値上げされ420円に、加算距離が237m→233mと短縮され、時間併用部分が1分30秒→1分25秒とこれも短縮になる様です。換言すれば、タクシー運賃の値上げという事になります。これは、標準的事業者の事業収入が増収率を110/108になる様に距離・時間などを短縮した様です。改定後は、増収率を1.726%と国交省の消費委員会の「公共料金専門委員会調査会」が計算した様です。

 今年の6月の数字で比較してみます。税込み営収は49,543円、走行キロ238.9㎞、実車キロ110.5㎞、輸送回数29.2回です。消費税は8%なので税抜き営収は49,543円÷1.08≒45,873円になります。客単価は、税込み49,543円÷29.2回≒1,697円になります。実車距離平均は110.3㎞÷29.2回≒3.78㎞になるので、加算距離は3.78㎞―1.052㎞=2.728㎞になります。距離加算金額は(2,728m÷237m)×80円≒921円になり初乗り金額の410円と合計すると、1,331円になるので、時間メーター金額は1,697円-1,331円=366円となります。時間メーターは1分30秒で80円なので、366円÷80円×90秒≒412秒となります。

 これを改定後の数字に置き換えてると、距離加算額は(2,728m÷233m)×80円≒937円になり、初乗りの420円と合わせると1,357円になります。時間メーターは412秒÷85秒×80円≒388円になります。

 改定後の料金を計算すると、税込みで初乗りと距離加算で1,357円、時間メーターで388円となって、合計1,745円になります。現行の客単価1,697円より48円多くなる様です。

 乗務員では営収が1,745円×29.2回≒50,954円になり、現況より消費税を含めて約1,411円増える様です。税別では50,854円÷1.1≒46,322円となるので、営収は46,322円-45,873円=479円増えそうです。国交省の言う増収率の1.762%では791円になるのですが、消費税の増加部分を含んだ数字かかが分かりません。ってか、客が余分に支払う約1,400円の内乗務員の増収は約480円・・・で草が生えそうです。

 なので、計算には全く自信が無いので・・・計算がガバってない事が条件ですが・・・草

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