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スーパーサイン表示位置変更も可能

 今回は「スーパーサイン表示位置変更も可能」を書こうともいます。

 現在のスーパーサイン=車内表示装置の設置位置はその会社の地域を管轄する運輸局の支局で決められています。都内では現在スーパーサインの表示位置は、「前席旅客席側ダッシュボード付近であって、別表(2)による位 置に装着する」となっています。

 因みに運賃及び料金を表示するメーターの装着位置 「メーターは、運転者席横等のメーター操作の容易な位置であって、後部座席の位置か ら容易にメーターの表示が確認できる位置に装着する。」となっています。

 要は社に表示装置のスーパーサインはダッシュボードの上、料金メーターか客から表示確認出来る位置に取り付ける事となっています。

 これは運輸支局の通達になるので、表示通達は全国の運輸支局ごとに異なります。大阪や福岡などでは、「つり下げ型スーパーサイン」が認められています。関東の人間が大阪に行った時スーパーサインの表示位置で驚く事も有るかもしれません。

 そんな「つり下げ」型のスーパーサインが東京でも可能になった様です。東京ハイ・タク連の会長の川鍋氏がサンバイザーなどにつり下げるタイプの導入を要望した結果の様です。

 通達で定めるスーパーサインの位置が「前席旅客側ダッシュボート上部、又は前席客席側上方で運転に支障が無い位置」に変わりました。支局は「上方につける場合は前方の視界を妨げない様に」と注意を喚起しています。

 これまではダッシュボード上に設置する為には、エアバックが作動しない様に配線を切るのが一般的だった様です。従前のコンフォートには運転席のエアバックしか装備されていませんでしたが、新しいジャパンタクシーには助手席も含め6つのエアバックが装備されています。

 一般的だったエアバックの配線を切る方式だと、せっかく装備されている助手席のエアバックが万一の時作動しなくなってしまいます。

 つり下げ式のスーパーサインは大阪の「ニッコー」という会社が販売している様ですが、東タク協は、「大きさがセダンに適さない感じ。新しい製品を待ちたい」としています。

 現在、トヨタのジャパンタクシーがスーパーサインを設置する時、エアバックの配線を切らないと設置出来ないとしたら、「つり下げ型」は遅きに失した感が有ります。

 通達には車体表示装置、車体表示事項、車内表示事項、等様々な事項が詳細に決められています。

 現在、トヨタのジャパンタクシーは助手席のエアバックは作動するのでしょうか????

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