SSブログ

平均乗車時間パートⅡ

  今回は「平均乗車時間パートⅡ」を書こうと思います。

 前回、東京のタクシーの平均乗車時間は18分だとして、走行距離等を計算してみました。
その時使用した今年の2月の東京のデーターを利用しました。

 そのデーターでは、営収税込み48,406円、実車距離108.1Km、乗車回数28.6回、1回当たりの乗車料金は1,692円でした。これを基に1回当たりの乗車距離を計算すると、108.1Km÷28.6回≒3.8Kmとなります。

 という事は、前回18分で走行する距離は4.3Kmとしましたが、500mも違っていました。
苦い草が生えます。

 時間メーター割合が違っていたのか、平均速度が違っていたかです。業界では距離の価格の2割増が乗車料金と言われているので、時間メーター割合を20%は概ね間違いでは無い様な気がします。ならば平均速度が違っている事になります。

 1,692円×20%÷80円×90秒≒380秒≒6.3分が時間メーターの値です。よって18分-6.3分≒11.7分が走った時間という事になります。

 平均走行距離は3.8Kmなので、11.7分で3.8Km走った事になります。

 これにより11.7分:3.8Km=60分:XKmよりX≒19.5Kmが導き出されます。

 再計算すると、時間メーター料金は6.3分×60秒÷90秒×80円=336円になります。
距離メーター業金は1,692円-336円=1,356円、よって延長距離料金は1,356円-410円=946円、延長距離は946円÷80円×237m≒2.5Km。

∴走行距離は2.5Km+1.052Km=3.552Kmという事になります。

 大草原ですがこれでも未だ248mも違っています。

 でも248mは延長距離メーター1回分しか違いません。又、乗車時の平均速度は19.5Km
は間違えが無い様です。ってか時間メーター割合の20%はどうなのかが疑問です。

 時間メーターは108.1Km÷28.6回3.8≒3.8Kmなので延長距離は3.8Km-1,052m=2,748m、
2,748m÷237m×80円≒927円、初乗り料金と合計すると927円+410円=1,337円となるので、時間メーターは1,692円-1,337円=355円となります。

 よって時間メーター割合は355円÷1,692円×100≒19.7%になるので、20%も間違いが無さそうです。

nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:求人・転職