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ショットガン方式

 今回は「ショットガン方式」を書こうと思います。

 銀座で通称「乗禁地区」が設定されたのは高度経済成長中の1970年代の様です。タクシーに乗ろうとする人に対し、今ほどの台数はない為近距離の乗客を拒否したり、法外な料金を請求したりする悪質業者が横行した事が原因の様です。

 それを取り締まる為、タクシー業務適正化特別措置法が施行さ、銀座や大阪・北新地に乗禁地区が指定された様です。

 釈迦に説法ですが、「乗禁地区」では業務適正化特別措置法により、土曜日・日曜日・祝日及び休日を除く日の午後10時から翌午前1時まで、タクシー乗り場以外でタクシーのご利用はでき無くなりました。

 銀座のタクシー乗り場は1号乗り場~11号乗り場まであるそうで、6号乗り場と10号乗り場以外は「優良タクシー乗り場」になっていで、その他に13号、14号、15号、17号、18号乗り場が有り、これは無線タクシー乗り場になっているそうです。

 その他に101号102号、105号、107号という乗り場が有り「ハイヤー」 専用の乗り場だそうです。

 この中で銀座1号優良乗り場は表題の「ショットガン」方式を取り入れています。これは2013年に東京ハイヤー・タクシー協会など3団体でつくる「銀座ショットガン運営協議会」が運営している方式です。

 このショットガン方式は、自動料金収受システム(ETC)を活用したタクシー配車システムの様です。内容は約1.5キロ離れた待機場所から乗り場まで1台ずつ配車し、客待ちによる渋滞を防ぐのが狙いの様です。。

 待機場所は築地市場に隣接し、待機場所と銀座の乗り場のそれぞれにETCアンテナを設置し、乗り場の状況を自動で感知して配車する仕組みです。

 駐車場となる築地川第一駐車場にはPM9時から入場が可能の様で、1台当たりの入庫登録料は1,000円位の様で平成 29 年度は 850 円/1 台だった様です。このショットガン方式は平成20年度、平成22年に行った渋滞解消対策の一環として行った実正実験験を踏まえ、本格運用を行ったものの様です。

 1号乗り場がショットガン方式になったのは、ピーク時に1キロメートル(約160台)を超える客待ちタクシーの待機列が生まれ、交通渋滞や景観の悪化を引き起こしていのが原因の様です。

 ショットガン方式とは、タクシー乗り場に待機しているタクシーが空くたびに無線や電話により、駐車場に待機している車を乗り場に移動させる方式です。1台ずつ移動させるので、待機している前のタクシーのナンバーを覚えておかないと・・・

 銀座1号乗り場は待機場から1.4Kmも離れているので、乗り場までの道を知っていれば問題ないと思いますが、初めてで前の車に離されると心配です。

 あと、前の車が無線を取ってしまったり、自車より遅れて来た場合はどうなるのでしょう?

 羽田空港の第2タクシープールは配車用モニターにて第1タクシープールの空き状況を確認して「列単位で移動するショットガン方式」による運用となっている様です。

 乗禁地区では、要するに目の前に空車タクシーが走っていたとしてもそれを捕まえて乗る事は出来ず、タクシー乗り場まで移動してから乗車しなければならないと言うものです。

 何れにしても、銀座や羽田空港は・・・面倒くさそうでそこで、そこで仕事をしている乗務員は自分にすれば、お手本の様な乗務員・・・です。

 横浜といえばただ並んでいるだけです。ショットガンなんて・・・草

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