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京浜交通圏・初乗り短縮と消費税導入で乗車料3,000円はどうなるか?

 今回は「京浜交通圏・初乗り短縮と消費税導入で乗車料3,000円はいくらに?」 を書こうと思います。

 皆さんもご存じの通り京浜交通圏で初乗り短縮が検討され、消費税も10%になります。では、タクシーで3,000円位乗車し消費税が10%になった場合、新料金はいくら位になるかを計算してみました。

 先ず現行の体系で税金は考えないで乗車料3,000円でどの位の距離を走れるかを計算してみます。現在は初乗り2Kmで730円になるので、3,000円-730円=2,270円が延長距離料金になり前に時間併用料金の時間部分は約20%位だと計算したので、時間部分料金は20%ととして計算してみます。

 (3,000円―730円)×20%=454円が時間メーター料金です。よって延長乗車料金は3,000円-730円―454円=1,816円になり、延長距離料金は1,816円です。延長料金は293mまでごとに90円なので、(1,816円÷90円)×293m≒5,912mとなるので約5.9Kmとなります。
よって初乗り2Km+5.9Km=7.9Kmという事になります。

 新料金で7.9Kmを計算してみます。新料金は初乗り1.3Kmで500円、加算額を265mで100円で計算してみます。

 (3,000円―500円)×20%=500円が時間メーター料金です。よって延長乗車料金は3,000円-500円―500円=2,000円になり、延長距離料金は2,000円です。加算額は265mで100円なので(2,000円÷100円)×265m=5,300mとなります。なので初乗り1.3Kmを加えると5.3Km+1.3KM=6.6Kmになます。

 現状は3,000円で7.9Km走る事ができますが、新料金の初乗り500円では6.6Kmになってしまい、現状より1.3Km少ない距離しか走る事が出来ない計算となってしまいます。

 換言すれば、今迄乗車価格3,000円で目的地まで行けたのに、初乗り500円では行く事が出来ません。1.3Km手前までしか行く事が出来ません。目的地まで聞くには(1.3Km÷265m)×100円≒490円余計にかかってしまいます。要は今迄3,000円で行けたところが約3,490円になってしまいます。3,000円と決めたら、目的地の1.3Km手前で下されてしまいます。

 そして消費是の10%の増税です。今までは税込みで計算して来ました。税別で考えると、3,000円に対する消費税は240円、増税後は300円になります。

 纏めると今迄3,000円は消費税8%では240円となり、7.8Km走って3,240円でしたが、増税後は6.6Km走って3,300円になってしまいます。前記した様に目的地の3,000円地点に行くとすると、3,490円×110%≒3,840円になってしまいます。

 長くなったので、深夜時間帯への影響の事は次回に回します。

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