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狭隘道路のすれ違い

 今回は「すれ違い」を書こうと思います。

 「すれ違い」と言っても夫婦間のすれ違いではなく、「車同士のすれ違い」の事です。
運転をしていると、タクシーだという事に係わらず狭隘道路で車同士が出会う事が有ります。

 先日も東京の六本木の狭隘道路でタクシーとハイヤーが出会い、互いに車を降りてどちらが道を譲るかで口論となって、最終的に殺人事件にまで発展してしまいました。狭隘道路と言っても車道幅4.1mでどちら側に有ったか分かりませんが歩道も有った様です。

 狭隘道路で車が出会ってしまう事は儘ある事だと思ます。道交法には有りませんが一般的に上り優先とされていて、道交法34条~37条にかけての「交差点の通行方法」に交差点での優先順位の事が書かれています。

 しかし道交法には「狭隘道路」の優先順位は残念な事に記載されていません。では、狭隘道路での車の進行の順位はどう決めればよいのでしょうか?

 又、相手車両がタクシーの場合は事はより複雑になる傾向がある様です。自分の場合ですが、すれ違いが出来ない様な道で相手がバックしてくれる事はあまりない様な気がします。自分が先に進入して8割程進んだのに、平気で進入してくる車もいます。普通は進入は控えると思うのですが?

 ま~愚痴はこの位にして考えたいと思います。どうすれば良いかを考えたいと思います。
一般的には上りが優先とされていますが、状況によっては、上りでも下がりやすい方が進んで譲歩する必要が有るのではないでしょうか?

 又普通の狭隘道路でも、相手に後続車があってバックしにくい時や大型車とのすれ違いの場合には、比較的バックが容易な普通自動車の方が進んでバックすれば良い事です。

 換言すると、他の状況と同じく、狭隘道路で同時に通行してすれ違えない場合には、譲り合いの精神や相手を思いやる精神が必要ではないのでしょうか。自分の方が先着したのだから譲ってもらって当たり前だとか、上りは必ず優先なのだと主張するのではなく、状況によってお互いに上手にすれ違えればと思います。

 前記した事件ですが、道路幅員は4.1mで写真を見ると歩道が有りました。どっちの運転手が歩道側を走っていたか分かりませんが、何方かが歩道を使って譲っていれば事件にはならなかったと感じました。

 それとタクシーだから道を譲るのは当たり前だ的考えは、止めて頂きたいと思います。例えば50m走った所で車が曲がって来たすれ違いが行えない狭隘道路を考えて下さい。タクシーだからといって50mバックしなければなりませんか?

 タクシーに対しても譲り合いの精神を持って、譲って欲しいものです。

 自分の場合は、乗車中でも交わせないと判断したら即バックしてしまいます。・・商業病?

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