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DeNA東京に進出

 今回は「DeNA東京に進出」を書こうと思います。

 DeNAは提供する次世代タクシー配車アプリのタクベルを、東都自動車と日の丸自動車の2社と協業すると発表しました。DeNAは2018年内を目処に東京23区を中心としたエリアでタクベルを開始する様です。尚、東京都内への展開の際には、第一交通産業グループ、平和交通、荏原交通が参画する予定の様です。

 タクベルは神奈川県タクシー協会とともに神奈川県内でタクシー配車アプリを展開して来ました。4月からのサービス開始後、約5カ月で月間実車回数5.8万回を突破するなど好調に推移していると発表しています。

 5ヵ月間で約6万回の配車回数とすると、60,000回÷150日=400回/日となり、日々約400回タクベルが利用されていつ計算になります。Japan taxiアプリの日々の配車回数が気になるとこですが、残念なことに「2018年6月に累計500万ダウンロードを達成」と発表しているのみで、配車回数は公表されていない様です。・・・残念な事にタクベルと比べる事が出来ません。

 DeNAと今回協業を開始する各事業者の対象エリアにおける総車両保有台数は約4000台で、すでにサービスを開始している神奈川県と合わせると約9500台となる様です。換言すれば、京浜交通圏では5,500台にタクベルが搭載されている事になります。京浜交通圏の車両台数は6,866台なので、約80%の車両にタクベルが搭載されている事になります。

 協業する各社は、DeNAの乗客用・乗務員用端末に関わるアプリケーションの開発・運用技術、AIによる需要予測などに期待を寄せている様です。

 DeNAでは配車アプリだけでは無く、後部座席で利用者がニュースや交通情報などを確認できるタブレットや決済機等、ハードウェアを含めたタクシーの総合的なスマート化・IoT化を実現するとしているそうです。又、各地のタクシー事業者と連携し、2019年春には京阪神エリアに進出するほか、その後も都市圏を中心に順次全国各地へと拡大する予定だそうです。

 需要予測に関しては、現在神奈川の一部の事業者と協力して実験している様で、来年中の実装を目指す、としています。が、タクベル導入時には2018年度内に実装すると言っていましたが?

 これで日交系の「Japan taxi」、ソニー連合の「みんなのタクシー」、DeNAの「タクベル」
が出そろいました。関+陸運局の局長は、「配車アプリ3社が切磋琢磨する事で、サービスレベル全体の底上げにつながる」とコメントしました。

 東都自動車と日の丸自動車は当初「みんなのタクシー」に参画していましたが、9月に離脱してタクベルに参加しました。タクベルを選んだ東都は「最も費用対効果が大きい」、日の丸は「総合的に判断した結果」、荏原交通は賢く「タクベル」と「Japan taxi」の2本立てす。因みに、みなとみらいでよく見る、水陸両用バス スカイダックは日の丸が運営しています。又、代表の富田氏は、川鍋氏が会長を務める全タク連の前の会長です。

 DeNAは全国制覇を狙っています。さて、相手は1部上場企業・・・どうする?JapanTaxiもとい、全タク連会長を兼務する川鍋氏デス。

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