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PCR検査の陽性者数のレトリック

 今回は「PCR検査の陽性者数のレトリック」を書こうと思います。

 今般、武漢ウィルスの陽性者の増加に対し、「検査数が増えているから、それにつれて陽性者も増えるのは当たり前だ」という事を良くメヂィアなどの報道で目にし、なので「陽性者数は余り気にしない方が良い」という事を聞いたりします。

 要は、「検査上数が増えるのでそれに伴い陽性者数も増える事は当然」という考え方になります。一見、真面な事の様ですが本当にそうでしょうか?

 PCR検査の陽性者は無作為抽出者が母数では無く、「感染が疑われる人」つまり「濃厚接触者」や「感染の自覚症状が有る人」などが検査対象になっています。なにもそこいらを歩いている人を掴まえて検査を行っている訳では有りません。

 余談ですが、検査の流れは4項目あり、①37.5度以上の発熱又は呼吸器症状且つ武漢ウィルス確定患者と濃厚接触がる、②37.5度以上の発熱又は呼吸器症状且つ2週間以内に流行地域に渡航又は居住していた者と濃厚接触歴がある、③37.5度以上の発熱又は呼吸器症状且つ入院を要する肺炎が疑われる者、④医師が総合的判断した結果、武漢ウィルスが疑われる、になっています。

 要は、無作為抽出では無く、上記4項に該当した人がPCR検査を受ける事になる様です。
逆説的行ってしまえば、検査数が増えたのは上記4項目で感染が疑われた人が増えた事になります。

 検査数が増えたから、当然陽性反応者も増えたとするなら、換言すれば、「感染が疑われる人が増えた為、それに伴いPCR検査数も増えた」になるのではないでしょうか?

 要は、感染者数ばかり目が行きがちですが、裏を返せば「感染を推類出来る人が増えた為、それに伴い陽性者数も増えた」ではないでしょうか?

 陽性の検査結果数より、それの元になる上記4項目に当て嵌まる人が徐々に増えていて、それに伴い陽性者数も経ている事の、検査数の増加、要は上記4項目に当て嵌まる人が増えている事の方が問題の様な気がしますが・・・どうなんでしょう?

 人口10万人当たりの感染者数は、沖縄県:40.08人、島根県:15.28人、福岡県:14.32人、東京都:14.09人、大阪府:13.07人、愛知県:10.02人の順になりここ迄の都府県が感染者数が2桁になりま、東京都は4番目になります。一時感染者が最も多かった北海道は1.47人で、代わりに最も少なかった沖縄は40.08人と突出しています。因みに、神奈川県は6.31人の様で、。これは、8月8日~8月14日迄の集計になります。又、山形県は0.00人、岩手県、青森県は0.08人になってるようです。

 話が飛びましたが、感染者の増加は無作為抽出の検査では無く、雑に言ってしまえPCR検査ば感染が疑われるっ人を対象にした検査なので、感染者の増加は感染の可能性がある人の増加になり、現在は全国にその傾向がひろまっている「武漢ウィルス感染地方拡大」になるのではないでしょうか?

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