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政府、4段階の感染対策

今回は「政府、4段階の感染対策」を書こうと思います。

 又しても武漢ウィルスの事になりますが、上記の通り政府は4段階で感染対策を促しました。東京都も現在の「感染状況」について「感染が拡大していると思われる」として、4段階ある警戒のレベルのうち最も深刻な表現に引き上げました。又、「医療提供体制」は4段階のうち上から2番目の「体制強化が必要であると思われる」とされました。7月15日の発表になります。

 医療体制の4段階は、上から、レベル4:体制がひっ迫していると思われる、レベル3:体制強化が必要であると思われる、レベル2体制強化の準備が必要であると思われる、レベル1:通常の体制で対応可能であると思われる、になります。

 政府は、医療提供体制の逼迫度合いなどに応じて感染状況を4段階に分けて対策を講じる方針を決めた様です。東京都と同じ表現で「感染状況」と言う言葉を使っています。東京都の感染状況は上記の通りレベル4の「感染が拡大していると思われる」になりますが、何故か政府の感染状況は、「医療提供体制の逼迫度合いなどに応じて」と言う枕詞が付きます。

 これによると、各地の状況によって政府の区分分けは「ゼロ散発」「漸増」「急増」「爆発」に区分するそうです。この表現では感染者数をイメージしてしまいますが、「医療提供体制の逼迫度合」に関する区分になります。

これによると、感染者が増えている東京や大阪などは2段階目の「漸増」にあたると認識している様です。「漸増」とは、「次第にふえること」を意味する用語なので、「漸増」では東京都と大阪は感染者が次第に増えている事になり、重傷者が徐々に増え負荷が蓄積されている事の様です。東京都の発表したレベル4の「感染が拡大していると思われる」とは根本的に意味が違う様な気がします。

レベル3は「急増段階」(コロナ以外の一般医療に大きな影響)、レベル4は「爆発段階」(医療が機能不全)となるそうです。この「感染状況」を判断する指標は重症者向け病床の稼働率や60歳以上の感染者数、PCR検査の陽性率などが候補となるそうです。

東京都の「医療提供体制」も4段階あり、レベル4は体制がひっ迫していると思われる、レベル3;体制強化が必要であると思われる、レベル2;体制強化の準備が必要であると思われる、レベル1:通常の体制で対応可能であると思われる、になっていて現在はレベル2の「体制強化の準備が必要であると思われる」になっています。

政府の「医療体体制」の「漸増」と言う医療体制には馴染まない様な、患者数数の増加を意味した様な言葉を何故使ったかのか?と感じるのは自分だけでしょうか?。東京都は「体制強化の準備が必要であると思われる」と医療体制を意識した言葉を使っています。

抑々、医療提供体制の逼迫度合が何故「漸増」なのか?デス。若し「医療体制が次第にふえること」を意味するのなら、「医療体制の強化の準備が必要と思われる」的な表現の方が分かり易いと思うのは・・・自分だけでしょうか?


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