SSブログ

「訪日外国人向けタクシーサービス向上アクションプランの概要とTSTiEドライバー」

 今回は「訪日外国人向けタクシーサービス向上アクションプランの概要とTSTiEドライバー」を書こうと思います。

 今回書く事は、自分は全く興味が無いのですが、書く事が思いつかなっかたので・・・

 これは読んで字の如く、訪日する外国人に向けたサービスの概要です。なんたって日本は「おもてなし」=ホスピタリティーの国です。

 これは、平成30年1月17日に全国ハイヤー・タクシー協会の正副会長会議で決定しました。当然、目前に迫っている東京五輪を視野に入れてこのプランは作成されたと思います。

 プロモーション活動は、訪日中国人を始めとする訪日外国人のニーズに対応するために、① 母国と同じタクシー・ハイヤー利用環境づくり、②言葉の不安解消、 ③決済の不安解消 、④関係機関・団体と連携、の4項目からなっています。

 ①は「日本の配車アプリの多言語化の普及促進」と「海外タクシー配車アプリと日本の配車アプリ事業者との連携」なります。この日本の配車アプリとして、「全国タクシー」、「らくらくタクシーアプリ」、「LINEタクシー」、「スマホdeタッくん」、「モタク」の名前が挙がっています。

 自分は不勉強ですが、「らくらくタクシーアプリ」と「モタク」は初めて知りました。「らくらく」は空港の定額を行っている会社だと思いますが、「モタク」に関しては「ッハ?」という感じです。モタクは第一交通が行っている配車サービスアプリの様ですが全く知りませんでした。おそらくモバイルとタクシーを合わせた造語だと思いますが、すごいネーミングセンスです。

 ②は読んで字の如く言葉の壁の問題です。自分は結構な割合で外国人を乗せますが、その時の会話は行き先と最後の料金位です。アクションプランでは外国語接遇ができるドライバーの採用促進と外国人対応研修・認定制度の充実・拡大になっています。目標 は2019年度までに外国語接遇対応ドライバーを1万人にする事の様です。東京ハイヤー・タクシー協会では、平成27年から「TSTiEドライバー」の認定 制度を設け英語による観光案内が可能なドライバーの育成を進めている様です。

 TSTiEドライバーの認定の条件は様々有りますが、厳しいのはTOEI点数が600点以上か同等の英語力が必要の様です。平成29年3月時点で20人のTSiE ドライバーが認定されているっ様です。目標は2019年までに1万人です。・・・一寸目標が高いのでは?と思います。

 配車アプリのシェアは、全国タクシーが約5万台、らくらくタクシーが約1万6千台、LINEタクシーが約1万6千台、モタクが約5千台、スマホdeタッくんが約9千台です。

 提携する外国のアプリは、韓国のKakao Taxi、中国の滴滴出行(DiDi)、アメリカのウーバー、タイ・マレーシア・シンガ ポール等東南アジアで 配車アプリ最大手のグラブです。

 ライドシェア大手のグラブはウーバーの東南アジア事業を買収した様で、これでウーバーは中国に続いて残念ながら東南アジアからも撤退することになりました。

nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:求人・転職