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タクシーメーター

 今回は「タクシーメーター」を書こうと思います。

 タクシーには当然ですが、タクシーメーターが装着されています。客を乗車させると運転手がタクシーメーターの操作スイッチの実車を押すと、22時前は外部表示機のスーパースイッチの空車の表示が消えて何も表示されなくなり、22時過ぎは緑色で割増と表示されます。

 目的地に到着したときに「支払い」スイッチを操作するとスーパースイッチは「支払」となり、タクシーメーターの「空車」を再び押すと料金表示は消えて、スパーススイッチは「空車」となります。

 暗い時にライトをつけますが、「行灯」はライトとタクシーメーターに連動しているので、実車スイッチを押すと自動で行灯の明かりも消え、タクシーメーターは「貸走」になります。夜間で行灯が消えている車やスーパースイッチが消えている車に手を挙げる人がいますが、その車は実車中なので無意味な行為です。

 前にも書きましたが、タクシーメーターには「料金上がり予告表示」機能が付いています。
これは、賃走料金の左側や下側などに表示されるもので、目的地に到着した瞬間にメーターが上がった場合に「乗客が持つ不信感」を払拭するための付加表示の様です。

 自分の会社のメーターでは4本のバー表示です。タクシーメーターの「貸走」表示の後ろにバーが表示され1本目が点灯し始めて4本目が点灯しそれが消灯するとメーターが上がります。

 現在横浜では293m又は時速10㎞以下では105秒で一回メーターが上がります。730円から293m走って90円です。293mで「料金上がり予告表示」バーが4本という事は、293m÷4=73.25m走るとバーが一本消灯又は点灯する計算なまります。3本表示だと約93.66mでバーが一本消灯(点灯)し5本では58.6mです。

 信号待ちなどで時速10㎞以下の時は、4本バーの時はバー1本が26.25秒で、3本バーの時は35秒、5本バーの時は21秒でバーが一本消灯(点灯)します。

 仮に、4本バーの時、3本が点灯していて信号で止まったと仮定すると、そこまでに最低でも73.25m×3=219.75m走っていた事になります。これだと止まった時から26.25秒後にメーターは上がります。

 では240mや250mでもバーは3本です。その時はどうなるのでしょう?どちらもそこから26.25秒後にメーターが上がるとは考えにくいと思います。

 時速10Kmは秒速2.77mです。240mで止まれば残り293m-240m=53mでメーターは上がるので、53m÷2.77m/秒=19.13秒と計算されます。

 こんな事を考えたのは、妻からある女優の夫の事を聞いたからです。なんでもその夫は停車指示してからメーターが上がると上がった分の料金の支払いを拒むそうで、運転手が気を利かせて指示された以降の分を請求しないと支払うそうです。

 夫の気持ち的には分かる様な気がしますが、運転手の立場から言わせてもらえば、・・・クレーマーです。車は周りの状態などで指示された所に止まれない場合の方が多いと感じます。

 「そこのバス停の所に止まって」、「その交差点の所に止まって」、「その横断歩道の所で止まって」・・・そこのバス停、交差点、横断歩道は駐停車禁止です。タクシーも停車できません。

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