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タクシー会社の集会

 今回はタクシー会社の集会を書こうと思います。

 現在自分が勤めている会社では、月1回の「開け番集会」という物があります。おそらく何処の会社でも名前こそ違うかもしれませんが、月1回の全体集会は有ると思います。集会が多い会社ではこれだけでは無く、東京4社などは、班長会議や事故防止研修や接客接遇研修、外国語研修などがあったと東京4社から来た運転手に聞いた事が有ります。

 うちの会社では、冒頭に社長の話が有り、次は管理職からの伝達事項、次に組合からの伝達事項、最後に班に分かれてのミーティングになります。

 管理職の伝達事項は殆どその月に起こった事故の事です。ドライブレコーダーの映像を見て説明が有ります。これは為になるというか、その時は「事故らないようにしよう」と思います。事故らない事は絶対ですが、ドラレコの映像に運転手が映っているので、晒者になった気分だと思います。ドラレコの映像デビューです。

 最近の社長の話で気になった事が有ります。曰く、「現在のタクシー業界は厳しい経営環境に置かれているので、タクシーを使った新たな収入源を探さなければならない。会社としてはその収入源を観光タクシーに求める」。確かそんな内容の話だったと記憶しています。

 自分の勤めている会社には、かながわ検定・横浜ライセンスを持っている運転手が多数います。皆勉強会に出席して、受験費用は会社持ちの様です。

 かながわ検定・横浜ライセンスを持っている運転手を取得して「観光」を行っている運転手は、比較的勤務年数が少ない運転手が多い様な気がします。自分は9年目ですがそれ以上の勤務経験年数の運転手はごく僅かです。大体2年~3年位の運転手が多い様な気がします。

 ここからは推測ですが、勤務して2年~3年で自分の力量が分かると思います。頑張っても営収50万円位なら、「観光」を行えば優先的に客を振り分けられるし、観光運転手としての手当てが毎月入るのでプラスと考えているのではないでしょうか。会社も新たな収入源としてプラスです。

 会社、乗客、観光運転手は「三方一両得」ですが、自分は観光が嫌で行っていませんが、一方損な気分です。タクシー会社全ての運転手を公平に扱うべきだと思います。もし会社が「観光」を新たな収益とするのなら、全ての運転手に観光の研修を受けさせるべきだと思います。それが嫌な運転手は辞めれば良いだけです。自分は・・・辞めます。

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