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配車アプリ&システム

 今回は配車アプリ&システムを書こうと思います。

 東京では、東京無線3,762台、大和2,386台、チェッカーキャブ3,706台が新たな配車システムを開発する事を連携して進める様です。

 これとは別に大和、チェッカー、国際、日の丸、グリーンキャブの5社が大手電機メーーカーのソニーと合弁会社を立ち上げ、配車アプリを構築するそうです。

 東京無線3,762台、大和2,386台、チェッカーキャブ3,706台はウェブサイトなどから多彩な配車が出来る様なシステムを作るそうです。3社を合わせると約1万台規模の車両数になるので、そのスケールメリットを生かし利便性を高めたい様です。

 何故この様な動きが始まったかを考えてみました。都内のグループの垣根を超えた配車アプリは「スマホdeタッくん」が有りましたが、日交が抜けて2019年度に終了する事になりました。

 前にも書きましたが、理事会で理事から「川鍋会長の日本交通が抜けた意図は?」の質問に対して、「わたしも東タク協の会長としてはややよろしくなかったなと、いま振り返って思うこともあります。正直なところ、個人的な部分もあってそういう結果になってしまったのは私の不徳の致すところという面もあったかなと思っています。このぐらいでご容赦いただきたい。」と答えています。

 タクシー王子が言っている様に、個人的な部分もあってそういう結果になってしまったので、一部の事業者は危機感を募らせ、新たな共通基盤を求めたと思います。

 日交系のジャパンタクシーは現在全国シェアを独走して約6万台を超えています。又昨年には帝都と提携を合意しています。今のところ向かうところ敵なしの状態です。

 そのため現在は日交系の「全国タクシー」アプリが一強状態です。

 今回の大連合アプリが誕生し成功すれば、タクシー王子は「スマホdeタッくん」を自分の都合で終了させ、そして新たな強敵を自ら作った事になるのでは?

 次回以降書きますが、トヨタがジャパンタクシーの第三者割当増資を引き受け、約75億円を出資するそうです。

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