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オリ・パラは開催できるのか?

今回は「オリ・パラは開催できるのか?」を書こうと思います。
 
 毎度お馴染みのCOVID-19 の話になりますが、現在も終息へは向かっていない様です。世界の感染者数は3月17日12時現在で、日本国外で新型コロナウイルス関連の肺炎と診断されている症例及び死亡例の数は感染者数178,368名、死亡者数7,095名に上ります。

 国内に目を向けると、国内感染者は829名で死亡者は28名に上っています。現在は7月に開催されるオリンピック・パラリンピックの代表選考に関わる大会の中止や延期が相次いでいる様です。

 東京大会で行われる55競技のうち、合わせて67%にあたる37の競技で、日本選手の選考に影響が出ていることが分ったそうです。約7割の選手選考に影響が有る様です。

 オリンピックは24競技、パラリンピックは13競技、全体では合わせて37競技で出場枠の獲得や選手の選考が進まないなどの影響が出ているそうです。バドミントンは、女子ダブルスで2つの枠をめぐって3つのペアが激しく争っているそうですが、結果、来月30日付けの世界ランキングに基づいて代表が選ばれる予定でしたが、国際大会の中止が相次ぎ、ランキングに反映されるポイントを加算する機会が減ったため、国際競技団体が選考方法を改めて発表する事態になってしまっている様です。

 又、レスリングも然で、今月予定されていたアジア予選が中止となり、世界予選も6月に延期されたため、男女合わせて18階級のうち日本は10の階級で出場枠の獲得が見通せない状態になっています。

 さらにパラリンピックのボートは感染者数が多い韓国やイタリアで予定されていた予選大会が中止となり、日本が出場枠を獲得する見通しが立たなくなっている様です。

 以上の様な状態が続いているので、東京大会の開幕まで4ヶ月余りとなる中、オリンピックでおよそ600人と見込まれる代表選手のうちこれまでに内定しているのは100人余りにとどまっています。

 IOCのバッハ会長はWHOが「パンデミックと言える」と述べ、世界的な大流行という認識を示したあとの12日、ギリシャで行われた聖火の採火式の際、「東京オリンピックの成功に向けて全力を傾けている」と述べて、大会の開催に向け努力を続ける姿勢を強調した様です。

 又、世界各地でオリンピックの予選大会に中止や延期が相次ぐなど代表選考への影響については、「今後数週間、あるいは数か月間にわたって、より柔軟に対応していかなければならない。公平な予選のシステムと環境をすべての選手に届けるためベストを尽くす」と話し、救済措置を検討するなど柔軟に対応する方針を示しています。

 これらの発言は、オリンピック開催ありきの発言の様に感じます。選手の方はこの東京5輪を目指し切磋琢磨して来たと思います。救済措置などでは無く、決まっている選手には気に毒だと思いますが、自分としては、COVID-19の感染拡大より1年延期しても公正な代表選手選考をした方が・・・

 このまま感染が拡大すれば、政府は何処にビザを発給するのでしょう?韓国、スペイン、中国、イランの人々にも発給するのでしょうか?又、アメリカは州によっては移動制限が有る様です。

 本当に開催したら米大統領が言う様に「無観客」で行われる事になる・・・カモ。

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