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2種免許制度緩和、19歳以上経験1年以上は、高校を卒業した若者層が採用しやすくなる・・・ッハ

今回は「2種免許制度緩和、19歳以上経験1年以上は、高校を卒業した若者層が採用しやすくなる・・・ッハ!」を書こうと思います。

 タクシーの現場が、covid-19の影響で営収ががた減りで「どうしよ~」と考えている乗務員にとってはどうでも良い事ですが、2種免許取得条件が緩和される様です。前から言われていた事ですが、2種免許免許の取得要件の緩和を盛り込んだ「道交法改正法案」が、3日閣議決定された様です。

 取得条件は、「19歳以上、経験1年以上」となり、又、その一方で21歳までに違反数が一定割合に達した人に「若年運転者講習」を義務づけるとしました。

 2種免許の取得条件の緩和は、人出不足を背景にバス・タクシー業界が長年要望してきた事で、「高校を卒業した若者層が採用しやすくなる」と期待されている様です。

 高校を卒業するのは満18歳なので、普通は進学か就職します。高校を卒業する前に免許を取得する人も、卒業後に取得する人もいます。では、卒業前に免許を取った人がタクシー乗務員になって乗務出来るのは最低1年後になります。

 この空白の1年をこれらの人はどの様にするのでしょう?換言すれば「どうやって生活」をするのかが問題です。「高校を卒業した人を採用しやすくなる」は、事業者の言い分で、高卒者は幾ら2種免許取得要件が緩和され、19歳となっていても、卒業後から取得年齢までの1年間の事を考えていません。取り敢えず就職して、タクシー乗務員を目指すか、アルバイトで食いつなぐしか有りません。

 これはタクシーに勤務する事が第1の考え方の人でで、言ってしまえば第1志望がタクシー乗務員になります。草

 次に考えられるのは。一旦は就職しましたが、何らかの事情により退社する事になった人の転職先です。換言すれば、次の就職先が「タクシーの乗務員」の人です。これは、今のタクシー乗務員になる人とそんなに考え方は違っていません。違うとすれば、高齢になるほど転職は厳しくなるので、タクシー乗務員は「最後の砦」・・・です。

 どうも「高校を卒業した人を採用しやすくなる」は、疑問符が付きます。改正法案は。言い換えれば「高校を卒業して1年を過ぎた人を採用しやすくなる」になるのではないでしょうか?

 大手の事業者は「大卒」を積極的に採用しています。卒業者という事考えると、国家公務員の様な形式に似ていて「大卒者はキャリア組、高卒者はノンキャリア組」の様で草が生えます。

 こんなことなら、免許取得年齢を現在の18歳から17歳に引き下げれば、高校卒業後、即、タクシー乗務員になる事が出来ます。それと共に、現在の歩合偏重の給与システムを変える事が出来れば、少しは「タクシー業界の人出不足」を解消する一助になる・・・カモ。

 無理でしょうけど・・・WWW

最後に悲惨な街の状態です。何処のタクシー乗り場付近はこんな状態です。草
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