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私はマスクをしないで最後まで頑張ります・・・by森元首相

今回は「私はマスクをしないで最後まで頑張りますby森元首相」を書こうと思います。

 もう既にこの発言をした人を分かっている方も多いと思いますが・・・森元首相です。

 この発言は、2020年2月21日に行われた東京オリンピック・パラリンピックの日本選手団の公式スポーツウエアの発表会での大会組織委員会の森喜朗会長(82)でのものです。

 発言の内容は、「「早くコロナウイルスどっかに消し飛んで欲しいなと神にも祈るような毎日」とコメント。マスクを着用する報道陣や関係者を見渡し、私はマスクをしないで最後まで頑張ろうと思っているんですが、どうぞお帰りになったら手を洗うとか、特に選手は気をつけて風邪など引かないようにウイルスをもらわないように」となっています。

 神にも祈るような毎日・・・森氏の発言で思い出されるのが「神の国発言」です。神の国発言は、2000年5月15日、神道政治連盟国会議員懇談会において、当時の森喜朗内閣総理大臣が行った挨拶の中に含まれていた、「日本の国、まさに天皇を中心としている神の国であるぞということを国民の皆さんにしっかりと承知して戴く、そのために我々の神政連関係議員が頑張って来た」に含まれています。

 この発言により、レフトの、朝日新聞・毎日新聞のみならず、ライトの産経新聞を含めたあらゆるマスコミによって批判が相次ぎました。失言です。草

 又、アイススケートの浅田真央氏たいしても失言は有ります。ご存じの方も多いと思いますが、「あの子、大事なときには必ず転ぶんですよね」発言です。「神の国」発言も「浅田真央氏への発言」も全ての文脈を見ていないので、森氏の本心がどこに有ったか分かりませんが、両事件ともマスコミは「森氏の失言」と捉えてていた様です。

 そして今回のマスク不着用宣言です。

 確かに、“マスクの着用だけでは感染を防げる保証はない”と語る専門家は多い様で、実際、厚生労働省はマスクの使い方について、注意喚起しています。「予防用にマスクを買われている方が多いですが、感染症の拡大の効果的な予防には、風邪や感染症の疑いがある人たちに使ってもらうことが何より重要」としています。

 これを元に考えると、森氏の「私はマスクをしないで最後まで頑張ろうと思っている」は、「マスクを付けず移らない様に頑張る」と聞こえる様な気がします・・・根性論の様で草が生えます。前に書いた様にイラン保健省の報道官がCOVID-19に感染している事が判明しています。抑々、マスクは「感染を防ぐ」物では無く「感染を拡大」させない為に使用するのが常識です。ロシアでは非常事態省の飛行機で帰国した8人のロシア人の3人や、イスラエルに帰国した人にも、新型コロナウイルスの感染が確認されているそうで、いずれも日本で行われた検査では陰性だった様です。

 日本渡航医学会 産業保健委員会 日本産業衛生学会 海外勤務健康管理研究会が2月20に纏めた報告書には、2 月 20 日時点ではフェーズ 3 と考えるとされています。フェーズ 3とは、「感染経路不明で国内流行早期」の状況を指します。が、フェーズ3ではヒトからヒトへの感染は基本的に無いとされていますが、国立感染症研究所は2月26日に「国内初の新型コロナウイルスのヒト―ヒト感染事例」を発表しています。

 もう既にフェーズ3の「ヒト-ヒト感染伝播を起こしていない状態である」ではない様です。何時もの様に森氏の失言から思わぬ方向へ・・・草、そしてタクシーの話はどこ行った?

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