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漂い始めた東京五輪延期

 今回は「漂い始めた東京五輪延期」を書こうと思います。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、聖火がギリシャで採火された12日にトランプ米大統領が1年延期に言及した事は皆さんもニュースなどで見聞きしていると思います。

 この発言の前日、WH0のテドロス事務局長は、「新型コロナウイルスはパンデミックと言える」と述べて世界的な大流行になっているとの認識を示したうえで、各国に対して対策の強化を訴えました。WHOが過去にコロナウイルスの流行を「パンデミック」だと表現したことはなく、今回の新型コロナウイルスcovid-19が初めてです。

 事務局長は、今後も感染は拡大するだろうとの見解を述べ、その一方で感染者の90%は、中国、韓国、イラン、イタリアの4カ国にとどまるとも述べています。

 事務局長がパンデミックとしたのは、「われわれは、感染の広がりと重大さ、そして対策が足りていないことに強い懸念を持っている」との考えからだという様です。換言すれば、「感染の広がり」、「重大さ」、「対策」が不認識又は不足です。

 WHOのcovid-19のパンデミック発表、米大統領の1年延期発言。世界各地で急速に感染が拡大するなか「パンデミック」という表現を使うことで、各国に対して強い危機感を持って対策を強化するよう促すねらいがあるものとWHOの発言は見らている様です。

 米大統領は「観客を入れないオリンピックを想像できない」とも述べていて、その上で「1年延期したほうが良い」とも述べています。又、この夏の東京オリンピックはキャンセルして、1年後に開催すれば、それは無観客で開催するよりはマシな選択肢だと思うとも述べています。12日にギリシャ・オリンピアで行われた、東京オリンピック聖火の採火式も、感染拡大の影響を受け、史上初めて無観客で行われたそうです。

 「IOC(国際オリンピック委員会)はWHO(世界保健機関)の勧告に従う」と発言した様です。アメリカは2万人近い選手と関係者が集まるビッグイベントっで、大選手団を送る米国の影響力は大きいそうです。その国の大統領の「1年延期した方が良い」と私見を述べています。

 今は、開会式まであと4ヶ月になろうかという時期で開催できたとしても、今の状態では代表選考には大きな混乱が生じているそうです。

 要は、現在の状態は、「WHOの新型コロナウイルスはパンデミック」発言、「米大統領の1年延期した方が良い」発言、「五輪予選など中止、延期考問題」などが有り、どうやら約4ヶ月後に迫る東京五輪の延期論が漂い始めた様です。

 五輪開催を延期すれば、大会運営を準備する組織委や東京都の負担は大きくなり、人件費を含めた経費増に加え、競技会場の借用など各関係方面との交渉もほぼ振り出しに戻ります。

 Covid-19は感染者数は多い様ですが、致死率は高くない様です。アメリカではやっているインフルエンザは2月1日までの1週間だけで罹病者数は400万人増え、今シーズンの罹病者は合計で2200万人に上り死者は1万2000人との様です。インフルエンザで2年前はなんと6万人以上が亡くなっていたそうです。しかし、致死率は0.1%だそうなのですが、アメリカ国立衛生研究所での研究によると、covid-19の致死率はおよそ1%と分析していることを明らかにしました。インフルエンザの10倍の致死率で、結構やばいウイルスの様です。

 こんなやばいウイルスがパンデミックを宣言されては「1年延期」はやむなしかもしれません。安倍首相は米大統領が「1年延期して開催」発言を、「『1年延期』をよくぞ言ってくれた」、と思ってるかも?と考えている偏屈人間は自分だけでしょうか?草

 タクシーと関係が無い話で・・・スマソ

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