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運賃改定で乗車料金は20%アップ・・・らしい

 今回は「運賃改定で乗車料金は20%アップ・・・らしい」を書こうと思います。

 自分は会社の明番集会には・・・出ていません。草。前回の明番集会で料金改定が2月1日から始まり、改定後の運賃は約2割上がるという様な話が有ったそうです。

 国交省は「原価算定事業者21社」の数値を元に8.88%の値上げになると言っています。それが何故約20%になるのかが分かりません。

 前に自分の数字ですが、昨年の8月を例にとって改定後の運賃を計算したところ、約8%の値上げになると書きました。

 国交省の平成27年度の調査によると、利用時間は、午前8時出庫翌午前4時帰庫だと、
「8時~11時 は 7.0%」、「11時~14時 は 9.1%」、「14時~17時は9.5%」、「17~20時は9.0%」、「20時~23時は17.6%」、「23時~2時は 17.1%」、「2時~5時は 3.1%」、になっている様です。

 そうすると青タンまでの割合は7.0%+9.1%+9.5%+9.0%+17.6%=52.2%となります。因みに、
23時~2時は 17.1%、2時~5時は3.1%の様です。兎に角、青タン前の営収は約52%の様で
それ以降は必然的に100%-52%=48%が青タン以降の営収になります。
 
 昨年の8月は、12番で平均して、乗車回数44回、日車行距離329㎞、実車距離156km、実車率47.2%、営収平均(税別)67,446円、営収合計809,369円、距離単価202円、実車距離単価436円/km、客単価1,530円、平均乗車距離3.54㎞、となったと記載しました。

 実車距離の156㎞を案分すると、青タン以降は156km×48%≒75㎞、青タン前は81㎞、青走っている事になります。乗車回数平均の44回は、青タン以降は約21回、青タン前は23回になります。
 
 実車距離単価の436円は昼をX円とすると、{X円×23回+((436円-X円)×21回)}÷44回=436円となるので、式を展開すると、(23X+9,156-21X)÷44=436、2X+208=426。∴X=109円になります。青タン以降の距離単価をYとすると、(109円×23回+Y円×21回)÷44回=436円なので、2,507+21Y=19,183よりY=(19,183-2,507)÷21になるので、Y=794円になります。

 試し残をすると109円×23回+794円×21回)÷44回では2,289+16,674=18,963なので44回で除すると約431円になります。但し端数処理で1円単位は・・・デス。

 ∴昼の営収と夜の営収を考えると、156㎞×52%×109円=8,800円、156㎞×48%×794円≒59,000円になるので、合計≒で67,800円になるので、計算上の方が352円程度高くなっています。

 ついつい話が長くなってしまって、「何で20%アップ」まではたどり着けませんでした。草・なので続きは次回以降にエクセルでも使ってみようと思います。

 ここ迄では、従来は青タン前は約52%、青タン以降は42%の様です。上記計算は、乗車回数と乗車距離単価についての案分でした。・・・運賃改定は距離短縮が理由だったので・・?

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