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新しいロンドンタクシーと車椅子

 今回は「新しいロンドンタクシーと車椅子」を書こうと思います。

 ロンドンタクシー、通称・ブラックキャブを生産しているのはLEVC社とという会社で:旧LTI(London Taxi International)社で2017年より名称をLEVC(London EV Company)に変更しています。

 又、2013年2月より浙江吉利控股集団(ジーリーホールディンググループ)の傘下となる。本社をイギリス・コヴェントリー近郊のアンスティに構えています。

 社名を見ても分かる通り、浙江吉利控股集団(ジーリーホールディンググループ)は中国の自動車会社で、傘下にスウェーデンのボルボ、イギリスのロータスを持ち、マレーシアのプロトン、メルセデスベンツの筆頭株主の様です。正に中国恐るべし・・・です。草

 同社の新型ロンドンタクシーはプレスリリースによると、以前より定評のあった「全ての乗客に対して使い勝手の良いインテリア」にさらに磨きをかけたそうです。

 「全ての乗客に対して使い勝手の良いインテリア」・・・どっかで聞いた事ありませんか?
日本のUD車両と同じ様な発想です。草

 発表では「車椅子」に関して、「車両床面に設置されるスライド式スロープにより車いすの乗客に対して優れた乗降性能を備えており、最大で250kgまでの重量に耐えうるスロープの設計になっております。また、観音式ドアを採用することにより室内幅の最大化と乗降時の乗客への身体的負荷を低減化すると同時に介助時のドライバーへの負担の低減も重視した設計になっています。また、旧型よりご好評をいただいております回転式リアシートも、格納式ステップと同時にお使いいただくことにより、利便性に優れた乗降性能を実現しています。」となっています。スロープの設置方法はバスと同じ様です。

 スロープはバスの様に車内に収納されていて、使用時は単に社外へ引き出すだけの様です。ジャパンタクシーの様に組み立てる必要が無く、単に社外へ引き出すだけの様です。
しかも、回転式リアシートも備わっている様です。東京のアイコンを標榜すると言っているジャパンタクシーくすんで見えます。草

 正にLEVCは「利便性に優れた乗降性能を実現して」いる様です。引き出し式スロープ、回転式リアシート、観音開きドアー、乗降ステップ・・・

 又、排気ガスを低減化したレンジエクステンダー(3気筒・1500ccガソリンエンジンを発電用に、駆動方式は100%のモーター駆動とハイテク性をも持ち合わせているよです。

 配車アプリのDiDiを始め、今回のラックキャブの車椅子乗降方法とUD約シーの車椅子、問題、・・・

 日本のバスも引き出し式スロープです。何故トヨタはブラックキャブで実現できた引き出しスロープ方式を取らなく、わざわざ時間のかかる「組み立て方式」を取ったのかが・・・分かりません。ブラックキャブを意識してデザインを決めた事は誰の目にも明らかです。ならば、車椅子乗降方法も、ブラックキャブで出来たのなら天下のトヨタで出来ない訳ないと考えるのは自分だけ」でしょうか?

 バスの引き出しスロープの事を書いた事が有りましたが・・・ボツにしていました。それがブラックキャブで出来るとは・・・書いておけばよかった。草

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