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タクシーと病・今のタクシーは営収か健康かの2者択一?

 今回は「タクシーと病」を書こうと思います。

 現在のタクシー乗務員は、年齢に関する制限がないことから、他の職種から転職する中高年が非常に多いのが特徴です。 タクシー運転手の平均年齢は58歳を超えており、他の職種を含めた全産業平均(約42歳)を16歳も上回っているのが現状です。

 当然、年齢も60歳に近いため体も弱ってきています。その上隔勤などの不規則な勤務体系を取っている人も多いので、他業種に就業している人、例えばサラリーマンの方に比べて何らかの病を持って運転手が多い様に感じます。

 一般に中高年に多い高血圧や糖尿病を患っている運転手が殊更多い様に感じます。又、タクシー運転手は1日中座って仕事をするので、運動不足から肥満になり、心臓病や脳血管疾患などの生活習慣病にかかる人が多いです。それと共に腰痛に悩む運転手が多いとも思います。

 多かれ少なかれ、どんな仕事にも「職業病」はありますが、勤務中は常に座りっぱなし、極端な運動不足のため血管系の病気が多いのがタクシー運転手です。

 運動不足の為、血管を締め、糖尿などで血管が悪くなると、脳梗塞、心筋梗塞などを引き起こす結果となってしまう様です。

 自分の知り合いの運転手も、高血圧、糖尿病、ヘルニア、狭心症、を患っている運転手が多く、狭心症の運転手はカテーテル・・・です。

 兎に角、何らかの病を持っている運転手が年齢のせいも有るのでしょうが、多い事は間違えが無いと思います。

 考えてもみて下さい、齢60歳に近い人が1日20時間近く運転をしている事を。それで何らかの病にかかっても不思議な事ではありません。逆に何らかの病にかからない方が不思議です。

 おまけに・・・勤務日ごとに超弩級のストレスです。これで具合が悪くならない方が不思議です。

 ・・・歩合給なので頑張れば給料は上がるのは否定しませんが、その為に齢60歳の人が命を削ってまで営収を追うと・・・給料を取るか健康でいられるか?、今のタクシーは2者択一です。因みに今の会社では毎年最低でも1人は無くなっています。・・・南無~・・・

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