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大阪のタクシー近距離乗り場

 今回は「大阪のタクシー乗り場」を書こうと思います。

 現在、大阪府内に244か所のタクシー乗場を設置しています。主要ターミナルにおけるタクシー乗場は「JR大阪駅(桜橋口)タクシ-乗場」、「大阪国際空港タクシー乗場」、「JR新大阪駅タクシー乗場」になる様で大阪のタクセンが詳細を公表しています。

 京浜交通圏のタクシー乗り場では、「普通車」、「UD車両」、「優良」、「一般」の区分は有りますが、大阪のタクセン管轄区域内は異なる区分が有る様です。

 JR大阪駅(桜橋口)タクシー乗場は「一般乗り場」のみですが、他は異なる乗り場が有る様で、その区分は「大阪国際空港タクシー乗場」には乗り場数が14ヵ所あり、・ジャンボ乗場・ハイヤー乗場・大阪近距離乗場・大阪遠距離・兵庫・インバウンド・予約と区分されています。

 次に「JR新大阪駅タクシー乗場」には乗り場数が4ヵ所有り、・小型乗場・中型乗場・近距離乗場・ジャンボ乗場に区分されています。因みに近距離乗場は概ね3km圏内、小型・中型共用だそうです。概ね3km圏内は「JR大阪駅とJR新大阪駅のタクシー運賃の概算額」で図覧出来るそうです。
 
 しかしこの近距離乗り場で現在は問題が起きているそうです。この「近距離」と「中・長距離」を客が乗る前に区分したいのは、タクシー運転手側の要望だと思います。土地勘のない大阪に来て、タクシーに乗ろうとして、この乗り場で「目的地は、近距離(3km圏内)なのか?、そうじゃないのか?」と戸惑った客は少なくないと想像出来ます。

 土地勘が無い中近距離なのに小型・中型から乗車すると、近距離乗り場から乗車をする様に言われる事もあるようで、それが「乗車拒否」としてタクセンに苦情が寄せられる事が多いそうです。タクセンでは小型・中型とも概ね3㎞以内は近距離共用になります。

 運転手としても、従来のタクシー乗り場は、客が乗り込んで行き先を告げるまで目的地が分からなく、行く方向も距離も千差万別な客が列に並んで誰がどのタクシーに当たるかは順番次第になり不確定要素が多く、ほぼギャンブルです。

 運転手が望んでいないギャンブル的要素を減らして需要と供給を効率よくマッチングさ近距離乗り場設置は良い事の様な気がします。大阪タクシーセンターが毎年「タクシー利用に関するアンケート」を実施していますが「JR新大阪駅の近距離タクシー乗場の必要性」という項目があり、この乗り場システムが実験的な試みであり賛否両論がわかれる事の様です。この近距離乗り場は、全国的にレアで大阪でも存在を知らない人の割合が40.8%に達する「近距離乗り場」です。

 大阪に行く機会が有れば利用してみてはどうでしょう?

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