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トヨタ・ジャパンタクシーの車椅子乗降講習

 今回は「トヨタ・ジャパンタクシーの車椅子乗降講習」を書こうと思います。

 東京のタクセンでは、ジャパンタクシーを1台購入し今年から新任乗務員向けの「新規講習」・個タク向けの「UD研修」を行っうそうです。受講者は延べ373人が受講した様です。

 従来は日産の「UV200」を使用していましたが、ジャパンタクシーでの研修を望む声が寄せられていたそうです。「本当に要望が有ったのかヨ」と突っ込みを入れたくなります。

 研修はタクセンの駐車場で行われた様ですが・・・「マジか!」です。写真を見ましたが駐車場に数十名の人が見ている中での操作手順研修です。 

 当然駐車場という事も有って広く、実際に車椅子を乗車する一般道の時とは明らかに作業スペースが違いすぎます。

 やはり受講者の中のジャパンタクシー乗務経験のある乗務員から「実際の営業ではこんな広い場所で乗降出来る事はほぼない。都心では乗り場での対応が難しい」や「外国人が来る2020年の東京五輪・パラリンピックで、日本人の優れた技術力を見せるのが本来の姿。このままでは恥ずかしい。車椅子の乗降にはもっと改良が必要」と至極当た前で厳しい声も聞かれた様です。

 又、車椅子を使用している人から「まだ講習を受けていない」との理由でジャパンタクシーに続けて2台乗車を拒否された事例が有るそうです。

 自分の勤めている会社にも数台のジャパンタクシーが有りますが、講習を受けたという話は聞いた事が有り合せん。って言うか誰もジャパンタクシーに乗務したがりません。

 結果、会社はいう事を聞きそうな乗務員に「良い仕事を優先的に回す」と甘言を呈し乗務させます。

 その結果、乗車回数1桁で営収6万円です。・・・そんな世界がタクシー業界です。話がジャパンタクシーから逸れましたが、ジャパンタクシーに乗務希望者が少ない→会社の仕事を回す→良い条件で乗務→営収が上がる。

 ジャパンタクシーは車椅子問題だけではなく、乗務員の営収にも影響が出ている会社も有る・・・かもデス。

 今回はトヨタのジャパンタクシーに関する愚痴になってしまいました。

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