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タクベル4月19日運用開始と需要予測

 今回はタクベル4月19日運用開始を書こうと思います。

 神奈川県タクシー協会とDeNAがタッグを組んだ「タクベル」が横浜、川崎エリアで始動しました。

 神タクシー協会員185社のうち82社が導入を決定した様です。横浜川崎では6,277台のうち2,800台が導入車両で、導入率は約44.6%です。ざっくり約2台に1台がタクベル導入車両の計算になります。

 使用する為に運転手は最初に車両搭載機器でトレーニングを1回行わないと使用できません。そんなに難しくは無いですが・・・面倒くさいです。

 自分は既存の無線を使用していないので、使用するかどうかは?です。・・・会社的には駄目でしょうが。

 ひそかに期待していたのは、AIを活用した需要予測システムの機能ですが、これは未だ使用できず年内に追加される様です。

 タクベルの発表会で、「労働不足のなかITの活用で若年層などの確保の起爆剤、新たなサービスの創造に期待したい」と神タク協の会長は言っています。又、気になる事も言っています。「地域で密度性が高くないと肝心の配車が受けられない。神奈川業界でアプリの競争は避けるべきだ」と。

 東京では「スマホdeタックン」アプリの終了騒動が有り、現在、全国タクシーの寡占状態が続いているので、ソニーと都内タク6社が配車アプリなどを開発する新会社設立に向けて協議を行い、現在、大詰めの段階の様です。その為、「神奈川業界でアプリの競争は避けるべき」の発言は、この東京の現状を危惧した発言の様です。

 需要予想に関しては、自分が危惧していた需要予測での車両の集中については、「数千台に同じ案内をしてしまうと道路に集中してしまうので、1台1台にレベル別に適切な判断をしてリアルタイムのサービスを提供するのが特徴だ」と言っています。

 実証実験では生産性の低、中、高のレベルの違う乗務員に対する画一的なAI支援サービスは効果が無かったので、この様なAI支援サービスになった様です。

 乗務員の生産性の低、中、高のレベル判断はどう判断するのか?・・・疑問です。

 新人にはAIの総合判断に基づく走行ルートのナビゲーション、それ以上は自己判断に役立つリアルタイム情報などを「レベル別」にサポートする様ですが・・・

 結果は、見てのお楽しみって事でしょうか?

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