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道路案内標識の距離

 今回は「道路案内標識の距離」を書こうと思います。

 運転していると、一般道路の経路を案内する案内標識もよく目にします。例えば、東京45Kmとかの方向及び距離を示す案内標識です。

 この標識には、電車の様に「系」が使われていて、105系標識、106系標識、108系標識の3種類がある様です。

 105系標識は2車線以下の道路の交差点手前に設置されていて、方面、方向及び距離を案内するものになります。↑東京20Km・←川崎5Km・→〇〇13Kmと書かれた標識です。

 106系標識は交差点を過ぎたところなどに設置されていて、方面及び距離を案内するものになり、↑東京45Km・川崎30Km・横浜5Kmと書かれた標識です。

 108系標識は交差点手前に設置されていて、方面及び方向を案内するものになります。105系が2車線以下の道路に設置されますが、要は同じ役割を2車線を超える道路に設置されたものです。105系と108系は交差点の手前に設置されていますが106系のみ交差点を過ぎた所に設置されています。

 経路案内に用いる地名は①基準地、②重要地、③主要地、④一般地に区分されている様です。①基準地は概ね1県1都市になり、重要地の中の特に重要な都市、②重要地は県庁所在地、政令指定都市、地方生活圏の中心都市、③主要地は二次生活圏の中心になっている視野町、④一般地は②、③以外の市町村、その他沿道の著名な地点、になります。

 故に、道路案内標識に用いられている地名は上記の①~④になり、表示されている距離は標識の有る場所から「目標地の中心地点」までの距離を、道路に沿ってkm単位(km未満は四捨五入)で表示しています。目標地の基準は、「案内標識の表示地名に関する基準(案)について」(平成17年8月25日)に定められている様です。

 問題は目標地の中心地点は其処なのか?だと思います。その原則は「市役所」や「町村役場の正面地点」としています。その地点が適さない場合は、主な交差点や駅など、その地域を代表する別の地点が選ばれることもあります。

 横浜と有ったら、横浜は②の政令指定都市なので横浜市役所の正面玄関で。川崎と有ったら川崎市役所、相模原と有ったら相模原区役所、横須賀と有ったら横須賀市役所になると思います。

 但し、横浜と有った場合は神奈川県庁と横浜市市役所は近いので、何方を選択しているかは?・・・無責任ですがデス。草

 神奈川県の重要地は「厚木、小田原、相模原、横須賀」で主要地は、伊勢原、江の島、鎌倉、茅ヶ崎、津久井、秦野、箱根、藤沢、松田、三崎、大和、湯河原、平塚、相模湖、重要地の「横浜」は、主要地が磯子、市ヶ尾、新横浜、金沢、桜木町、綱島、鶴ヶ峰、鶴見、戸塚、長津田、東神奈川、保土ケ谷、関内、高島 重要地の「川崎」は主要地は、小杉、登戸、溝口、になっています。

 因みに、進行方向に目的地が2つ並列で記載されている時は、左側が遠い方です。


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