タクシーの深夜割増3割と遠距離割引

　今回は「タクシーの深夜割増3割と遠距離割引」を書こうと思います。

 とりま、現在はタクシーの深夜割増料金は、PM10時～翌AM5時まで2割増しで、遠距離割引は9,000円以上1割引きです・・・・但し、東京。横浜の場合で、地方都市によっては違う所も有る様です。

 　これは、前にも書きましたがタクシー事業者が勝手に設定している訳では無く各地の陸運局が決めています。

 　遠距離割引は、平成１６年９月３０日＝2004年の陸運局の公示の「一般乗用旅客自動車運送事業の運賃及び料金に関する制度について」で定められていてのニの 距離制運賃の割引（遠距離割引及び営業的割引）の②で、「遠距離割引は、一定のメーター表示額（基準額という。）に相当する距離を超える遠距離旅客に対し適用するものとし、割引は基準額を超える部分の額に一定割合を乗じた額を割り引く方法で行うものとする。割引の方法については、利用者への分かりやすさを担保するため、原則として、基準額及び割引率を逓増させる場合の区切りの額については１，０００円単位とし、割引率は１割単位とするものとする。（原文ママ）となているので、現在の様に9,000円を超えてら1割引きとはどこにも記載されていません。

 　直近の改正 令和 ３年１０月２９日の公示にも9,000円を書終えた分の1割引きの項目は有りません。なので、大阪の５・５割が公示に抵触しないわけです。が、今回の料金改定で8割の事業者が5・5割を廃止し、関東と同じ９・１割にするそうです。

 　ここまでは書き立ったことの序章で、書きたかった事は、深夜3割増はいつからいつまで有ったのか？です。

 　先ず、初乗り料金が2kmで520円の時の国交省が認可した日が平成2年5月18日で、その時に深夜割増料率が3割だったので、タクシーの深夜割増が3割だったのは平成2年5月18日で、今から33年前の事になります。

 　では2割増しにダウンしたのは・・・・・平成19年12月　3日からで同時に時間も23時カラ22時になりました。今から16年前の事になるので、3割増し時代は17年間も続いた様です。

 

　何故深夜割増料金が有るのかというと、乗務員の深夜給が25％アップするからです。（笑）

 ・・・・・いつの日か深夜割増が3割になって欲しいものですが無理ゲーのフラグがたっているようで草。