2021年、11月の東京特別区・武三地区の営収
今回は「2021年、11月の東京特別区・武三地区の営収」を書こうと思います。
今回は、新聞の細かい統計数字を見落とした様で草が生えます。で、ネットで東京ハイヤー・タクシー協会(東タク協)が発表した数字を元にある程度推測した数字を計算してみました。(>_<)
発表された数字は、輸送人員が前年同月比8・9%増の107万7,671人、実車キロ数が同12・2%増の315万1,248㎞、運送収入(税込み)が同13.1%増の14億6352万6,000円だけでした。
同地区の原価対象事業者と車両社は、調査対象事業者26社・1,701両です。さて、前年の2020年11月では、輸送人員が989,946人で輸送回数が761,865回だったので、輸送回数は輸送人員の77%でした。稼働率は70.2%、実車率は39.1%でした。
2020年の実車㎞は197㎞だったので12.2%増とすると、2021年11月の実車距離は80.7㎞×122.2%≒98.6㎞になります。2020年11月の稼働率は70.2%なので稼働台数は1,194台になります。
稼働率、実車率の記載がなかったので、詳細は分かりませんが2021年11月の1日車の営収が337,142円だったので、総営収が13.1%増だったので、そのままの数字を当てはめると1日1車の営収は33,142円×131.1%=48,656円になり、抜き43,790円になります。
315万1,248㎞÷107万7,671人≒4.2㎞です。ですがこの乗車距離は、乗車回数ではなく乗車人員なので、乗車回数はこれより多い様な気がします。
前年の11月の輸送人員は989,946人で、輸送回数761,865人なので、輸送回数は輸送人員の約77%です。なので2021年の輸送回数は2020年を元に計算すると、107万7,671×77%≒83万回になり、1日直すと27,666回になります。仮に稼働率を2020年の70.2%より若干上がって75%とすると乗車回数は27,666回÷×(1701台×75%)≒21.7/日になり、稼働率を80%とすると20.3回/日になります。
仮に、稼働率75%とすると乗車単価は48,656円÷21.7回≒2,241円、80%とすると≒で2,400円になります。ともに込みで、抜きでは≒で2,016円、2,160円になります。
これを元に乗車距離を計算してみると、時間併用部分で2,241円×17%=380円、距離部分では2,241円-380円=1,861円になります。初乗りが1,052mで420円なので加算料金は233ごとに80円なので、(1,861円÷80円)×233m≒5,420m、初乗り1,052mと合計すると50,420m+1,052m≒6,500mになるので、乗車距離は約6.5㎞になります。
ここまで計算してきてなんですが、6.5㎞は一寸どうなの?という気がします。違うとすると、1日1車の営収は33,142円×131.1%=48,656円の1車当たりの営収か、稼働率の様な気がします。どらも手元に数字が無いのでしょうがない事ですが・・・・一体11月の営収状況はどうなっているのでしょう?(>_<)