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車椅子のシートベルト

 今回は「車椅子のシートベルト」を書こうと思います。

 前回、シートベルトの事を書いたのですが、本当は「車椅子のシートベルト」の事を書こうと思っていたのでが、思いのほか話が長くなってしまいました。草

 言う迄も無く、タクシーの車椅子問題=ジャパンタクシーの事です。草

 ジャパンタクシーは車椅子の乗客を車椅子のまま乗車させるのに、1:後部座席を降り畳む、2:乗降用スロープを設置する、3:車椅子を車に固定する、4;乗客をシートベルトで固定?する、5・乗降用スロープを格納する。6:出発、の手準になっている様です。

 要は、横向き乗車に成ります。国交省は、ジャパンタクシーの車椅子乗車拒否問題を受けて、「適切に」対応する様に通達を出しました。又、全国ハイ・タク連にも適切な運送を徹底する様要請をしました。それに加え、違反した場合、行政処分などで厳正に対処すとしました。

この中で上記4のシートベルトに関し、「3点式シートベルトを固定・装着せずに、進行方向に対して横向きのまま乗車する事」に関し、通達は、「道交法のベルト装着義務にはあたらない」と解釈し、乗車を優先する様な考え方を示した様です。

話の流れからおそらくジャパンタクシーの事を指していると思いますが、確かにジャパンタクシーは横向きのまま乗車しますが、乗車後は進行方向と同じ向きになります。些細な事ですが、この表現で横向きのまま乗車しそのまま発車するとも取れてしまいます。草

いっそジャパンタクシーと名指しした方が誤解は無いと思いますが・・・?自分は自称「日本語を正しく使う会」の会長なので、日本語の表現・言い回しには神経質の様で草が生えます。

業界関係者は、「利用車の安全の為シートベルトをしてもらい、車椅子も固定していたはず。要らないなら乗務員は楽になるが、安全をないがしろにしている」と疑問視をしている様です。

又も、法律(道交法)の解釈論で草が生えます。況や、ジャパンタクシーの車椅子乗車拒否問題がシートベルトに関する道交法迄話が飛んでしまっています。

国交省は、車椅子乗車拒否に関して、時間がかかる事が問題と捉え、「車椅子にシートベルトしなくいんじゃネ、そうすれば時短になるし乗車拒否も無くなるし」・・・by国交省草。

ならば、道交法なり道路運送車両の保安基準を改正する事が、車椅子のシートベルトに対する誤解を生じさせる事も無く、本筋だと思うのは自分だけでしょうか?

因みに、既に運輸局長に前に書いたDPI日本会議から要望が既に届いています。

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