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Via・ヴィア

 今回は前に書いた森ビルの使うイドシェアアプリ「ヴィア」を書こうと思います。

 Via(ヴィア)は、イスラエル人起業家 Daniel Ramot と Oren Shovalの2人よって2012年にニューヨークで設立された比較的新しいスタートアップ企業の様です。

 イスラエルでは、タクシーはSherut taxiと呼ばれるサービスが一般的に普及しているそうで、これはバンを使ったシェアタクシーの様です。

 詳細は省き概略としては、Via(ヴィア)は、ニューヨークのマンハッタン内であれば、朝6時〜夜8時まで一律5ドルで利用できる格安ライドシェアサービスです。

 ウーバーやリフトでは場所や時間にとって割増料金が発生する事が有りますが、ヴィアはニューヨークのマンハッタン内であれば、朝6時〜夜8時まで一律5ドルで利用できるので、圧倒的な魅力が有ります。

 又、また、ニューヨークでは、固定の時間やエリア外であっても他社より安い料金を提示していて、ブルックリンやニューヨーク近郊の3空港からも利用が可能です。当初はニューヨークのアッパーイーストに限定してテスト運行を行い順次マンハッタンに拡大し、現在は、ニューヨークにも拡大し、現在はシカゴとワシントンDCでもサービスを展開しているそうです。

 ライドシェアと言えば当初はウーバー一択でしたが、その後リフトの大規模な広告のキャンペーンにより一気にライドシェアが進みました。

 価格面においては、元々ハイヤーサービスを行なっていた Gett がマンハッタン内を10ドルで利用できるサービスをリリースし競争が激化しました。

 ウーバーとリフトの相乗りサービスが始まり、この価格面の効果が良いサービスは瞬く間に浸透し、特に価格面で強みを持つヴィアが急成長したようです。

 因みにマンハッタン内を10ドルで利用できるサービスをリリースしたゲットは、こちらもニューヨーク・マンハッタン内を10ドルで移動できるアプリ企業のJunoに買収されました。

 JunoのCEOのTalmon Marcoは、楽天が2014年に900億円で買収した音声アプリViberの創業者です。

 兎に角、今後のライドシェアサービスは、同業他社のサービスとの何らかの差別化を図らないと生き残れない様です。

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