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タクシーチケット

 今回は「タクシーチケット」を書こうと思います。

 運転手の方なら「タクシーチケット使えますか?」が客の第一声の時は「来たカモ?」と思うと思います。当然期待はずれでワンメータ―の時も良く有ります。マジか・・・です。

 そんな運転手のロングの期待を含んだタクシーチケットです。

 タクシーチケットには大まかに分けて4種類有ります。1つ目は自治体が発行するチケットで、主に官庁や公立病院が発行する物です。横浜では県庁、市大病院等が発行するチケットです。

 2つ目は自治体が発行する2つ目になる福祉チケットです。横浜市の場合は1枚500円で1回の乗車につき、タクシー利用券を7枚まで使用できます。対象者は身体障害者、愛の手帳(療育手帳)所持者、精神障害者保健福祉手帳1級を持っている人等が対象になります。

 3つ目はタクシー会社が発行するチケットになり、代表的なものは東京ですが東京4社共通チケットです。共通とある様にこのチケットで大和、日交、帝都、国際のどの会社のタクシーにも乗車できます。横浜では日交系、国際、都市交通系が使用できます。

 4つ目はクレジット会社が発行するタクシーチケットになります。代表的なものは、VISA,
JCB、UC、DG、VJ,楽天、などのブランドになります。

 イレギュラーなところとして、「愛のタクシー」というものが有ります。これは旧オムロンクレジットサービスが名称変更した物です。

 面倒なのは差し出されたタクシーチケットがその会社で使用できるか否かです。クレジット系のチケットはそのクレジットを取り扱っていれば使用でき、殆どのタクシー会社発行のチケットには使用できるタクシー会社が記載されています。代表的なものは東京4社のチケットです。

 横浜では、ラジオタクシーのチケットの裏面に日個連、日の丸、横須賀三浦総合無線、東宝、が利用出来るタクシーとして記載されていて近々東京無線も利用出来る様です。

 分かりづらいのは愛のタクシーです。どこにも利用出来る会社名は記載されていませんが、横浜市のタクシーではほぼ使える様です。

 忘れてしまいましたが、あと何社かは使用できるタクシー会社が記載されていなかったと思います。

 受け取ったチケットが使用できるか否か分からなかった時は・・・一か八かで受け取って使用出来れば営収になり、使用できなければ自腹を切る事になってしまいます。

 持っているチケットで乗りなれている人は、向こうが乗るタクシーで使用できるか分かって乗車しますが、乗り慣れていない人は乗車時に聞いて来るか、分からないまま乗車して来て降車する時チケットを出します。

 そうして差し出されたチケットが使用出来なかったら、現金か通常のカードでの支払いになってしまいます。自分は事前にチケットと言わないで乗車して、降車時にチケットを出されそのチケットが使用できなかった事は無いのですが。

 分かりづらいのは日個連のマークが入ったチケットです。チケットにAという会社の名前が無くて日個連のマークが有れば、そのA会社が日個連のチケットを利用できればそのチケットは利用できます。分かりづらい説明ですが、要は自社が日個連のチケットを利用でき、受け取ったチケットにも日個連のマークが有ればが使用できるという事です。日個連に仲介してもらうイメージです。

乗車する前に乗務員からチケットかどうかを聞けないところが悩ましいところデス。降車時に出されたチケットが使用できないなんて事は・・・考えたくも有りません。

 注意するところは、そのチケットの限度額と日付です。日付は翌日の午前6時までは前日の日付になります。例えば8月1日の日付のチケットは8月2日の午前6時まで8月1日の日付扱いになります。なので深夜0時を跨いでもらった前日のチケットでもOKです。

 何も記載しないでチケットだけを渡す人もいますが、運転手が乗客に変わって記載するのは止めた方がいいと思います。計算書のレシートをチケットに添付してチケットで処理した方が良いと良いと思います。

 昔は先輩からそう教わりましたが、現在、JCBは乗客がチケットに記載しないと煩いと聞きました・・・どうなんでしょう?

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