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森ビルライドシェア実験

 今回は「森ビルライドシェア実験」を書こうと思います。

 森ビルは8月1日に米国に拠点を置くライドシェア「Via(ヴィア)」と提携して六本木虎ノ門ヒルズを中心としたエリアでライドシェア実験を開始しました。

 ヒルズの社員1,300人が無料で相乗りできる様で、使用する車はベンツが協力して最新車両を提供する様です。

 この実験によって出勤、外出、帰宅などのデータを取得してサービスのぶタクシー有用性、発展の可能性を検証するそうです。

 この実験の名称は「HillsVia(ヒルズ・ヴィア)」という名前で、実証実験は来年の7月までの約1年間行うそうです。

 実験の内容は、運行時間は午前8時30分~午後7時30分迄で、最大7人乗りの高級ミニバンを4台以上使用する様です。

 検証項目は、①都心のオンデマンド(ユーザの要求があった時に、その要求に応じてサービスを提供する事)型シャトルサービスの有効性、②街の付加価値の向上、③オフィス店舗の企業価値の向上への貢献、の3点の様です。

 ①のシャトルサービスは「シャトルバス」という言葉がある様に、ある地点と地点を結
ぶ路線を頻繁に往復するバス、鉄道、航空機などの交通機関の輸送方式で、輸送方式では無いですが、身近な所では「宅配クリーニング」もシャトルサービスになります。

 Shuttleには、折り返し運転や(近距離間の)定期往復便の意味が有るので、ウーバー型の様なライドシェアでは無い様です。

 森ビルは「渋滞や環境負荷などの都市が抱える課題の解決に寄与し、移動手段の選択肢増やすことで、より豊かな都市生活を目指す」と言っています。

 気になる料金と運行エリアですが、走行エリアは六本木、虎ノ門、赤坂アークヒルズ、当愛宕グリーンヒルズ、銀座のGINZA SIXを含む港区周辺と江東区のパレットタウンになる様で、東京駅や品川駅も運行エリアになる様です。

 このライドシェアは「乗り放題で料金は無償」の様です。

 乗客とドライバーにそれぞれアプリを提供して、乗客は画面上で現在地と目的地を指定して車を予約するそうで、降車位置はエリア内になる様です。

 ヴィアのシステムは、複数の乗車希望車をリアルタイムで把握し、最適な配車や乗車場所の指定、ルート選定で同じ方向へ行く複数の乗客が乗車出来る様です。

 はっきり言えば「相乗り」です。

 ヴィアは既にニューヨーク、シカゴ、ワシントンDC、ロンドン、アムステルダムなどで導入されています。

 「相乗り実証実験」もこのヴィアアプリで良いじゃん!・・・デス。




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