経由地
今回は「経由地」を書こうと思います。
とりま、タクシー乗務員は複数の客が乗車してそれぞれの人の目的地が違う場合は「来たカモ?」で、目的地がそれぞれの人が反対方向だと「ラッキー」で(笑)
このパターンは飲み会後にタクシーを人う時が多い様だと思います。もう1つのパターンは自分も他の乗務員もそうだと思いますが、客がホステスを送って自宅に戻るパターンです。
自分の場合は、ホステスを東京の板橋まで送って客が自宅の横浜まで帰った時はマジ、ビックリしました(笑)確か料金は3万円を超していた記憶が有ります。(^^♪
飲み会の時のパターンは、A→B→C→Dとなるので、A→D間ではBとCが経由地になります。横浜⇒板橋→横浜の場合は板橋が経由地になります。
ここで問題が1つ有ります。例えばA→B→C→Dの時Aは横浜でB→Cが東京の場合、Bそこまでの料金支払って1度清算してそこからメーターを入れなおして欲しいと言われると、Bが横浜の場合は「発着地」のいずれかが横浜になるので問題が有りませんが、Bが東京だとすると「発着地」の何れも横浜では無いので「区域外」営業ロなってしまいます。
仮に最後のDが横浜に帰るとしてもB→C間は区域外営業になってしまいます。そうそう清算する時にメーターを1度切るという事は有りませんが、自分の場合2回~3回位有りました。その時は、「メーターを1度切ると遠距離割引がリセットされるので遠距離割引が無くなりますよ」と言ったら、「じゃあメーターを切らなくていいや」と言われメーターを切らなかった事を覚えています。
こんな事を書いたかと言うと、三浦市で始まる予定の神奈川県の「神奈川版ライドシェア」の実証実験で、実験で使用する専用アプリに経由地を登録する機能がないことがわかったそうです。
なので、利用者は配車の際に出発地と到着地を入力し、料金をキャッシュレス決済を行いますが、今回の様に同乗者が複数い場合は、ドライバーは事前に示すタブレットのルートを外れる事になるので、ドライバーは走行距離に応じて報酬を得ている為、料金に齟齬が生まれます。
要は、三浦ライドシェア実証実験であ、 専用アプリは経由地の登録不可なので、有る地点を経由出た時は経由に要した距離が料金反映さない事です。
神奈川県の黒岩知事は、「神奈川版ライドシェア」発表の時に、アプリをどう開発するかということについては、「今のタクシー業界にも「GO」のような配車アプリのシステムがあるので、それを一般ドライバーに広げていくような形が現実的なのかなと私は思っている。」と述べていました。
で、配車アプリ日本一を謳っているGOはどうなのか?と思ってGOのサイトを見ると、先ず、「事前確定運賃」ルート変更の注意点として、「タクシーを呼んだ後にルートを変更する場合は、一度、すでに指定されている目的地までの確定した運賃をお支払いいただきます。」とい記載が有るので、この「タクシーを呼んだ後」は、乗車する前なのか?乗車後出発する前なのか?、走行途中なのか?が今一つ分かりにくい表現で草。
その後の文章は「その後、そのまま乗車の継続をご希望される場合は、その時点からメーター運賃による運送となり、GO Pay及びクーポン利用ができません。その際に指定されるルートは、タクシー車内で直接乗務員にお伝えください。」となっているので、これを見ると、どうも乗車後の事の様です。
ですが、「以下の場合は、いずれもルート変更に該当するためご注意ください。」という記載有り、それは、
・行き先を変更する場合
・行き先に向かう途中で降りる場合
・アプリで指定した場所から道路を挟んで反対側の場所に、乗車地や行き先を変更する場合
・乗車地に戻る場合(忘れ物を取りに戻る等)
・走行予定ルート上にない施設に立ち寄る場合
・走行予定ルート上の施設に、必要最小限度の時間を超える立ち寄りをする場合(コンビニで買い物をする等)
となっているので、「事前確定料金」では、高速道路を通ってほしい等の文言が気に有りますが「経由地」を設定出来る様です。・・・・知らんけど(笑)
で、普通にアプリ配車依頼を行った時は「経由地」の設定が出ない様で草。黒岩知事が名前まで出だしたGOは、「神奈川版ライドシェア」のアプリと同じ様に「経由地の設定」が出来ない様です。
4月のいつ頃にライドシェアが解禁になるのか分かりませんが、あと1ヶ月も残っていなくて草。
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