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かなドラ

今回は「かなドラ」を書こうと思います。


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とりま、神奈川県三浦市でラウドシェアが始る事を以前に書きました。開始日は4月17日に決まったそうです。


 三浦市の行うライドシェアは「自治体版タイドシェア」で、運行主体が自治体の三浦市になり、政府が自治体などの管理のもとでの制度を拡充したことを受けて、全国21の自治体が事業の開始に向けて検討する考えでいたそうで、その先陣を切った自治体が三浦市になります。


 前に書いた様に、NRSの事業主体は法人タクシー事業者と自治体の2つになります。地方自治体事業主体になるのは、道路運送法78条第2項の「市町村、特定非営利活動促進法(平成十年法律第七号)第二条第二項に規定する特定非営利活動法人その他国土交通省令で定める者が、次条の規定により地域住民又は観光旅客その他の当該地域を来訪する者の運送その他の国土交通省令で定める旅客の運送(以下「自家用有償旅客運送」という。)を行うとき。」(原文ママ)。


 タクシー事業者が事業主体になるのは同法第3項の「公共の福祉を確保するためやむを得ない場合において、国土交通大臣の許可を受けて地域又は期間を限定して運送の用に供するとき。」(原文ママ)となっているので、同じライドシェアでも適用法の条文の項が違います。


 とりま、今回の三浦市は2項の条文適用なので「自治体版ライドシェア」になります。タクシー会社が事業主体になるのは、特別区・武三交通圏(東京)、京浜交通圏、名古屋交通圏、京都市交通圏、4月中に、札幌交通圏 、仙台市、県南中央交通圏=埼玉、千葉交通圏 、大阪市域交通圏 、神戸市域交通圏、広島交通圏、福岡交通圏について不足車両数が公表され、5月以降 、タクシー事業者に実施意向のある地域で順次実施予定だそうです。


 三浦市のライドシェアの愛称は「神奈川版ライドシェア かなライド@みうら」に決まったそうで、自家用車の両側のドアに「かなライド」と書かれたステッカーを貼るそうなので通称「かなドラ」になった様です。


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黒岩知事は、「@みうら」としたのは、三浦市以外でもやることがあり得るという意味だ」と説明したそうですが、既に京浜交通圏ではタクシー事業者主体のライドシェアが許可されているので・・・・・どこで行うのか興味が有るとこです。


 で、三浦市のライドシェアには一般ドライバーは25人の応募があったそうですが、辞退した人は約半数の12人もいたそうで、3165歳の男女13人が採用され、研修や、使用車両へのドライブレコーダー設置などを経て、15人程度が稼働するそうです。


 ・・・何故半数の人が辞退した理由を知りたいのは自分がけでしょうか?


 そもそも、タクシー業界はライドシェアに対し、ドライバーが加害者となる・乗客が加害者になる・ドライバーの飲酒運転・ライドシェアは質が担保されない・事故の場合の保険や保障、などと散々ライドシェアの消え危険性を煽っておいて、だからライドシェは「タクシー会社が行うべき」と聞くと、料金が同じならタクシーの方が良いよネ、と考える人が多い様な気がします。


 全タク連の川鍋会長が7年もライドシェアに反対していたのに、菅元首相のライドシェア解禁発言でライドシェアの流れに逆らえなくなったので、それならタクシ会社もライドシェアに一枚噛むかと思っても不思議では無い様な気がします。


 ライドシェア料金とタクシー料金が同じって(笑)・・・・ライドシェアの意味無いジャン(笑)


 ライドシェア=危険という風潮を広めたのはタクシー業界・・・・間違いない(笑)



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