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国交省、タクシー不足車両数時間発表

今回は「国交省、タクシー不足車両数時間発表」を書こうと思います。


とりま、今のタクシー業界は右を見ても左見ても「ライドシェア」一色でwですが、抑々の原因は約3年に及ぶコロナ禍でタクシー乗務員が2割近く退職して待ちを走るタクシーの数が減少した事が原因だと思います。


 そこで菅元首相が「ライドシェア」でタクシー車両の減少分を補ってもいいんじゃネ的発言をした事で一気にライドシェア解禁に火が付きました。


 ウーバーが上陸してから、ライドシェア賛成派VSライドシェア反対派(タクシー業界)が薬7年間続いていましたが、ここで菅発言で一気にライドシェア賛成派の方に舵が切られ今に至っています。


 このブログに何回も書いていますが、ライドシェア賛成・反対派は横において置いて「本当にタクシーは不足しているのか?」、もし不足しているのなら何処でいつ不足しているのかなどのエビデンスを調査してから議論を始めるべきではないか?という事を書きました。


 なんのエビデンスも無いまま、タクシー乗り場の行列が出来ているとか、京都で観光客がタクシーに乗車出来ないとかなど、余りに根拠が乏しい事を理由にして「全国でタクシー不足が起きている」というのは余りに拙速すぎると思っていました。


 ライドシェアに舵を切った政府は、タクシーが不足している地域として「特別区・武三特別区、武蔵野市、三鷹市」・「京浜 横浜市、川崎市、横須賀市ほか」・「名古屋 名古屋市、瀬戸市、日進市ほか」・「京都市域 京都市、宇治市、長岡京市ほか」の4地域を4月かライドシェアを始めると指定しましたが、国土交通省は新たに札幌や大阪など8つの区域で5月にも運行を始めると明らかにしました。


 このタクシーが不足しているとされる4地域+8地域の指定の根拠は・・・・・・タクシー配車アプリのデータだそうで政府もwわせてくれます。


 デジタルセールス&マーケティングの専門企業のMM総研が行った配車アプリの調査では、タクシー配車アプリを「利用したことがある」人は11.6%だったそうで、調査対象は東京都・大阪府・愛知県に住む1579歳の男女17809人は対象の調査だった様なので、この結果が統計上優位が有るのかは分かりませんが、とりま、この調査では調査人数の約1割しか配車アプリを使用していない事になります。


 ここに国交省の1つの資料がネットで公開されています。それは国交省の物流・自動車局旅客課が令和6年3月13日に公表した「自家用車活用事業に係る営業区域ごとのタクシーの不足車両数を公表します」という物でURLはhttps://www.mlit.go.jp/report/press/content/001730147.pdfなっているので、暇な時にご覧になっても?


 文中に「・・・・・今般、タクシーが不足する地域・時期・時間帯と不足車両数について、タクシー配車アプリのデータ等に基づき算出を行い、別紙の通り公表の準備が整いました。・・・・」とい下りがあるので、国交書が示すタクシー不足の地域・時期・時間帯と不足車両数は僅か約1割の人しか使用していない配車アプリのデーターを元にしている様で草。


 因み横浜の京浜交通圏でタクシー不足するのは、金土日 : 00時台~05時台 (68%)・金土日 : 16時台~19時台 (82%)だそうで、括弧の中の数字は「マッチング率」だそうです。


 東京特別区・武三地区では、月~金 : 07時台~10時台 (78%)・ 金土 : 16時台~19時台 (85%)・土曜日 : 00時台~04時台 (66%)・日曜日 : 10時台~13時台 (88%) だそうです。


 横浜も東京も概70%~80%の人がマッチングしている感じです。抑々、0時以降はタクシー台数が少なくなるのでアプリでマッチングする確率が低い事は至極当然でw。


 それにしても、現在のタクシー不足は配車アプリ使用率の約11%の人の行動を元に「タクシー不足」とした事に草。(>_<)


 因みに、京浜交通圏では朝の通勤時のタクシー不足は・・・・・有りません(笑


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