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コロナ禍の臨時休車は3月末終了,タクシー会社は幾ら助かった?

今回は「コロナ禍の臨時休車は3月末終了」を書こうと思います。


 とりま、コロナ禍の臨時休車は付けの事務連絡で発出されました。今からもう4年前のことになります。


 内容は、①:道路運送車両法に規定する一時抹消登録等を行うこと。②車検は取らなくてよい、という2点でした。⓵の一時抹消した後は、4つののパターンに分かれる様で、ほゞほゞタクシーは1⇒検査を受けて再使用する場合の「中古新規登録」か、2⇒譲渡して所有者が変わった場合の「所有者変更記録申請」になると思います。


 最長に長い車検は令和3年の3月には車検を取らなければいけない事になりますが、1時抹消した車両は抹消しているので車検を取る必要が有りません。


 っていう事は、車検費用の19,500円~21,500円、自賠責保険の年間128,840円です。


  昔は法律も違っていましたが、法改正によりタクシー会社に対しては任意保険への加入が義務付けられ、従わない場合には営業が認められないと定められました。その結果、数多くのタクシー会社が任意保険又はタクシー共済に加わっていて、国土交通省が定めた任意保険の要件は、対人賠償については8,000万円以上、対物賠償については200万円以上(免責額30万円以下)です。


 タクシー共済は、特定の団体や協同組合が運営する保険形態で、非営利団体が運営しているため、自動車保険と比較して費用が割安だそうで、下にの画像を貼っておきますが、料金はADまで有り、その区分の意味はDは個タク、Aは東京都の特別区、大阪市、名古屋市、京都市、横浜市、神戸市及び川崎市に使用の本拠を有するタクシー並びに札幌市、北九州市及び福岡市に使用の本拠を有する営業用乗用自動車だそうで、Aは年額138,760円です。


kyosai.jpg


 ここまでで、一時抹消をすると車検費用の19,500円~21,500+自賠責保険の年間128,840+共済保険の掛け金138,760円=287,100円~289,100円が納付しなくて済む公租公課の年額になります。


 とりま、車両数を30台一時抹消すると年間8,613,000円~8,673,000円になるので、今回の一時抹消登録の適用は4年続いたので、仮に当初の令和2年3月19日からだと30台の一時抹消で最大34,682,000円浮いた?事になります。


 皆さん、タクシーの年間ラニングコストを想像出来ますか?おそらく?だと思いますが、下の画像は「名古屋タクシー協会が公表している物で・・・・・・年間のランニングコストは燃料含め180万円/台~だそうです。


 raning.jpg


って事は、月にすると150,000円~、1日では5,000円になるので、会社働く人全てを含めた人件費が70%なので、残りの30%が経費なるので、5,000÷30≒16,700円が会社必要経費なりますが、これは名古屋ククシー協会が公表している数字から逆算たものなので、・・・・・あくまで参考程度として下さい。


 って言っても、ま~そんなもんか、と言う肌感覚は有ります。



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