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ある就職紹介業のいい加減な説明(笑)

 今回は「ある就職紹介業のいい加減な説明(笑)」を書こうと思います。

  とりま、何回か書いた事がるYouTubeをやっていて、自分をユーチューバーと自称しているその会社の代表者が又やってくれて草が生えます。

  このブログでも書いた東京の山手交通に関する動画で、営収に関して「平均値」は意味が無くて、その会社の事を知るなら「中央値」を見るべきとの様な事を言っていました。此処まではそんなに異論はないのですが、中央値の説明を「ばらつきが有る集団で一番多い集団」を中央値と説明していて草が生えます。

  抑々、中央値とは、データの個数を大きい順に並べてちょうど真ん中に位置する値を指し、例えば⒒・14192533の中央値は19になります。因みに平均値は20.8になります。

  この並べる数が100個でも200個でも中央値は1つしか有りません。例えば、ある全国模試の結果で1人あたりおよそ何点だったかを知りたいなら「平均」を使い、もし、全受験者の中で中心の得点を知りたいなら「中央値」を使います。

  例えば、9個ある広告のクリック数が1042434450607080900だったとすると平均クリック数は144回になりますが中央値は50回になるので全体を見渡せていない様な気がします。(笑)

  抑々、タクシーの日車営収なんて同じ人はいなので順番に並べて中央値を見るなんてナンセンスです。

  平均値が気に食わないなら「標準偏差」を使う方が良いのではと思います。標準偏差とは,測定値のバラツキの度合いを表すもので広く用いられていて、標準偏差をσと置くと計算式は省きますが、平均値から±31.7%で合計63.4%の人が平均値内外にいる事になります。

  例えば2万・4万・5万・6万・7万・8万・8万・9万・15万の営収の乗務員がいた時の中央値は8万ですが平均は7万円になり、標準偏差は√(2-8)^2+(4‐8)^2+(5-8)^2+(6-8)^2+(8-8)^2+(8-8)^2+(9-8)^2+(15-8)^2/(9-1)=3.7 になるので、平均の8⁻3.7万=4.3万、8万+3.7万=11.3万になるので、3.7万~11.3万に約65%の人がいる事にります。

  タクシー会社給料を説明する時、「うちの会社給料の中央値は8万円けど平均値は7万円ですよ」と言われたら・・・・・っは?になると思います。

  それならうちの会社の給料は6割の人が3.7万~11.3万の間で、その内半数の人が平均の8万円以上なので、頑張れば8万以上いけますヨ」と言われた方が説得力が有る様な気がしますが?どうなんでしょう?(^_-)-

 抑々、新しくこの業界に入って来る人に給料体系を説明しても理解するのは無理ゲーです。(笑)とりま、中央値は無意味で草。

 


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