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人流と接触率

今回は「人流と接触率」を書こうと思います。

 以前までの政府は「人流を減らす事が重要」と言っていました。要は人流8割減になります。このブログも書いた事が有りますが、政府は人流8割減と盛んに言っていて、不要不急の外出自粛、県境を跨ぐ移動の自粛、等々で緊急事態宣言が発出れると、飲食店の時短営業、酒類の提供禁止、イベントの自粛や入場制減など、非常に多い規制がかけられました。

 それでもデルタ株の出現により感染は拡大に一途をたどり、最近では全国の感染者数は2万人を超える日も多くなりました。

 それでだかどうか分かりませんが、文科会では「人との接触を5割減」という事を盛んに言っています。今迄さは「人流8割減」が「人との接触5割減」になっています。

 抑々、厚生労働省の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関するクラスター対策班では人流8割減とは言っていなく、8割は「接触率」なので、正しくは「人との接触を8割減らす」事です。対策班は、「接触の8割減」は、「感受性人口」と「接触率」の積から評価すると説明してて、感受性人口は感染していない人の事を朝います。積なので感受性人口を減らせば感染は減らせるので、政府は感受性人口減=人流の減少と捉えていや様です。要は、確率の積の法則になる様です。

 なので、感受性人口×折衝率の積が8割になれば感染拡大は収束に向かいます。感受性人口を人流と捉えると、実行再生産数が必要になるので、欧州各国のうち、平均的な増加傾向を示すドイツを例に実行再生産数=2.5とした場合、「(1-接触の削減率)×実行再生産数」 が1未満となるのは、接触の削減率=1-1/実行再生産数の式から接触削減率=0.6(60%超の削減が)が導き出されるので、結果、人流を80%減少しなくても接触率を60%にすれば感染は拡大しない事になります。

 なので、感受性人口20%、接触率20%だったら、{1―(0.2×0.2)}=96%の達成率になるので感染は収束に向かいます。

 ですが、最近の人の出を見ると感受性人口≒人出は減っていない様な気がします。要は、国民にいくら外出自粛を呼び掛けても効果が無いのなら、せめて人との接触を50%減らす事を国民いに呼びかける事くらいしか政府には出来ない様な気がします。

 時短営業、酒類の提供禁止、イベントの人数制限、百貨店の入場者制限、オンラインでの仕事、不要不急の外出自粛、県境を跨ぐ移動の自粛等々、これら全ては、以前は人流の抑制策でしたが、今は「人との接触を減らす」事になっています。換言すれば、国民にいくら言っても外出自粛しないので、せめて外出する時は「せめて人との接触を控えてネ」ベースの様です。(>_<)

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