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東京2020、マラソンの伴走車

  今回は「東京2020、マラソンの伴走車」を書こうとおみます。

 今回の東京2020大会のマラソンの中継を見た方も多いと思います。中継を見て「おや?」と思いませんでした?自分は大会の事より伴走車に目が行ってしまいました。草・・・・なんか近未来的な車でした。今回の大会はカーボンニュートラが世で叫ばれているので、水素燃料車?と思っていましたが如何やら,スポンサー企業のトヨタのEVの様でした。何かトヨタと言うとハイブリッド車をイメージしてしまい、EVと言えば日産になります。
マラソン伴走車.jpg
 ですがトヨタは、第45回東京モーターショー2017に四輪モデルの「TOYOTA Concept-愛i」出展し、東京モーターショー2019では「TOYOTA Concept-愛i」から進化した「LQ」を発表し、このLQは2020年に計画している公道デモのために走行できるよう改良したコンセプトカーとなっていたそうです。言わずもがな両コンセプトカーはEVです。
コンセプトカー.png
 話は変わりますが、現在携帯やPCで使用されている電池は「リチウムイオン電池」で、どんな特長があるのかと言うと、リチウムイオン電池は、正極と負極を持ちその間をリチウムイオンが移動することで充放電を行う電池のことで、前述た様に身近なものだと携帯電話やPCのバッテリー、産業用ではロボットや工場・車など幅広い用途で使用されています。因みに、くりかえし充放電が可能なものを二次電池、使い切りのものは一次電池と呼ばれます。

 現在のリチウムイオン電池は、電池の中に液体の電解液が封入されていて、その名をリチウムイオンがプラス側に移動する事により電流が流れる仕組みになっている様です。ですが、電解液が封入されているので、液漏れの危険と、形状が箱状なので設計に限りがある様です。

 そこで、電解液では無く固定電解質を使った「個体電解質「を使った「全固体電池」という物が有る様で、固体なら液漏れや設計の自由度が増す様です。又、発火などのリスクを低減し安全性を高められるほか電池容量を示すエネルギー密度が数倍に上がり、充電時間も現行EVの3分の1の10分程度ですむそうです。

 開発ではトヨタが先行いて保有特許数が千超と世界トップになり、他の自動車メーカーに先駆け20年代前半の実用化を目指し、21年に試作車を公開し、性能試験を本格化させる様です。

要は、全固体電池を使えば小型EVでも車内空間の広さを犠牲にせずに航続距離を延ばせ、トヨタが開発中の搭載車は、リチウムイオン電池を同じ条件で載せた場合と比べて2倍超の500キロメートルの走行が可能になるそうです。

 そんな話がある中、2020大会のマラソンの伴走車にTOYOTA Concept-愛i(東京2020オリンピック・パラリンピック仕様)がきまりましたが、Concept-愛iとLQの大きな違いは、Concept-愛iがデザインモックアップであったのに対して、LQは実際に走行できるクルマとして作られているそうで、2020のナンバープレートを付けて走りました。そのサイズは全長/全幅/全高は4,530/1,840/1,480 mmで乗員4名だそうでパワートレーンは当然EVになり、車両重量は1680kgで、航続距離は300km程度としている様なので、航続距離500㎞には届いていない様なので一寸残念。(>_<)

 通常のリチウムイオン電池か「全固体電池」かは不明ですが、願わくば「全固体電池」で有って欲しいものです。

 トヨタ・・・・何時、1000個以上の「全固体電池」の特許を取っていた?WWWW
マラソン伴走車.png

 

 

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