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タクシー配車アプリの相互利用

 今回は「タクシー配車アプリの相互利用」を書こうと思います。

 タクシーの配車アプリは、よく「〇〇アプリ、〇〇でサービス開始」と言った事を聞きます。換言ずると、その配車アプリが〇〇地域でも使用出来る様になったという事です。要は、個々のタクシー会社に「うちのアプリ、良いですよ~。採用してもらえませんか?」という事になる様な気がします。要は、エリア拡大になります。

 どの様にして配車エリアを拡大しているのかは不明ですが、兎に角配車アプリは使用出来るエリアが多く、対応している台数が多い事が必須条件の様です。なので、配車アプリが配車エリアを拡大するのに、アプリ会社がタクシー会社を1社ごとに回って勧誘しているのか、タクシー会社から配車アプリ使用を打診されているのかは不明です。

 しかし、京都進出とかを考えると、SRIDEの様に、「立川観光自動車とチェッカーキャブ加盟の八幸自動車にて取り扱い開始、多摩市および稲城市(南多摩交通圏)におけるサービス開始」とか、「8月3日 - 立川観光自動車とチェッカーキャブ加盟の八幸自動車にて取り扱い開始、多摩市および稲城市(南多摩交通圏)におけるサービス開始」、関西圏では「名鉄タクシーホールディングスが参画、名古屋市(名古屋交通圏)におけるサービス開始」となっているので、タクシー会社を1社ごとに回って勧誘しているのではなく、その地域に有る無線グループがそのアプリを使用する事によってエリアを拡大している様な気がします。当然、それにより無線グループのある程度の車は確保出来る事になります。

 しかし、もう1つの方法としては、「配車アプリの相互配車サービス」を開始する方法がある様です。

 それは、大和自動車交通株式会社、SKホールディングス株式会社及び名鉄タクシーホールディングス株式会社が、2021年7月1日より3社のスマートフォンタクシー配車アプリの相互配車サービスを開始した事が「配車アプリの相互配車サービス」開始になります。

 これにより、大和の採用するS・RIDEが北海道の札幌の「SKタクシー」は正式には「SKホールディングス株式会社」と言い、エスケータクシー事業協同組合には、三和交通株式会社本社、三和交通株式会社清田、北びしハイヤー株式会社、寿ハイヤー株式会社、さくら交通株式会社、北星ハイヤー株式会社、臨港昭和交通株式会社の7社が有り、有台数は普通タクシー630台大型ハイヤー6台の様です。

 SKタクシーもスマホアプリ 「SKタクシー」という配車アプリがある様です。名鉄にもスマホ配車アプリの 「名鉄Touch」という配車アプリが有る様です。

 なので、S・RIDEがエリアを指定していなくても、北海道の札幌では「SKタクシー」、関西の名鉄では「名鉄Touch」の車両をS・RIDEで配車出来る様です。

 なので、各交通圏の車輌数では無く、その交通圏の配車アプリと提携して配車エリアを拡大しようとする戦略を大和交通は取っている様です。
 
 因みに、DeNAとJapnTaxi は提携では無く合弁会社のアプリGOになります。どっちでも良いですが・・・草

 相も変わらず、タクシー配車アプリの覇権争いはコロナ禍でも続いている様です。WWW

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