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ウーバー地蔵

今回は「ウーバー地蔵」を書こうと思います。

 ウーバー地蔵って何のことだか分かります?横浜では余り見ない様な気がするのですが、世田谷区の三軒茶屋近辺では、マックなどのファーストフード店の前には、ウーバーイーツなどのフードデリバリーの鞄を抱えた人たちが何人も集まっているそうです。

 数分すると、彼らのスマートフォンから「ピコン」という音が聞こえ、次々に店舗のカウンターへ行き、鞄に商品を入れて、自転車で駈け出して行き配達を終えると再び元の場所で次の注文がくるまで待機するそうです。こうした配達員を“地蔵”と呼ばれている様です。なので「まるで地蔵のように動かずに同じ店で注文を待っているから」ウーバー地蔵と呼ばれているそうです。

 マックなどは店舗数も多く、配達距離が極端に長距離になり難く予想しない場所に飛ばされる事も無く稼ぎ易いのが原因だそうです。現在のコロナ禍で全国10万人の失業者が出る中、ウーバーイーツは雇用の受け皿になってきている様で、ウーバーイーツの配達員は全国で10万人を超えるようです。

 なので、地蔵とタクシーに例えると「付け待ち」・・・?

 又、人気のあるエリアでは特定の飲食店の前で注文が入るのを待ち続ける配達員が続出したり、1回の配達距離を出来るだけ短くするため、マック、吉野家、スタバ、すき家などの注文が入りやすいチェーン店の近くを巡回している配達員もいるそうです。・・・・流し?草

 ウーバーイーツの前のシステムでは、注文が入った店舗に一番近い配達員がリクエストを受けられた様ですが、最近は近くにいる配達員からランダムで抽選になった様なので、地蔵の魅力は半減したカモ?

 おまけに新型コロナウイルスの影響で仕事を無くした人が参入するようになり、収入は30%位下がった様です。どうやら、配達員同士で仕事の奪い合いが始まった様です。

 そんなウーバーイーツが新料金体系を示した様で、3月1日から福岡市と京都市で、4月12日から神奈川県と那覇市で導入された様で、5月10日から新料金体系を全国に広げる事を公表しました。
新体系の報酬額は複数の配達員によれば、1回の配達が100円だったり、距離に関わらず300円にされたりする例が多発している様です。

 東京都の場合、旧料金体系は飲食店からの受取料金が265円、注文者に届ける料金が125円、店から注文者までの配達距離料金が1㎞60円でしたが、5月10からの新料金体系では、繁忙に応じ報酬が変わる、報酬の基準・内訳は示さない、1回の事例が100円台などの事例有り、となっています。草
  加盟店舗はウーバーイーツ側に品物の35%の手数料を払っている様で、その他にもモバイル端末料も支払っている様です。こうなるとウーバーイーツ配達員もやめる人が多くなる様に感じるので、少しはウーバーも報酬を挙げるのでは?と思いますが、韓国で競争が激しくなり不採算が続いた為、事業撤退の道を選びました。

 ウーバーイーツの日本の運営会社によると2,020年11月の時点で、2020年3月末と比べると、サービスは13都府県から31都道府県へ、利用できる飲食店の数は2.4倍に増えて6万5000店を超えたといいます。

 因みに、地蔵スポットは三茶、注文が相次ぐことを“数珠る”と言うそうです。草
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