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東京オリ・パラの空港リエゾンとバブル方式に空いた穴

今回は「東京オリ・パラの空港リエゾンとバブル方式に空いた穴」を書こうと思います。

 以前このブログでも東京オリ・パラは「バブル方式」で行うんじゃネ、という事を書いた記憶が有ります。「バブル方式」とは、サッカー、バスケットボール、多くのスポーツ大会で導入されている方式で、、「開催地を大きな泡で包むように囲い、選手やコーチ・関係者を隔離。外部の人達と接触を遮断する」方法になりますす。なので原則選手と一般の人との接触はない事になります。

 が、ツイッターなどネット上では、新宿や渋谷、銀座などの繁華街で、「五輪関係の外国人がいた」という声が多数あがっている様で、しかも、「ノーマスクだった」と危機感を覚えている人も少なくないそうです。

 原宿の原宿の竹下通り、東京メトロで同じように国旗や国名の入ったシャツを着た外国人のグループが、ノーマスクで乗っているのを見かけた様な事が有るツイートも有る様です。

 大会組織委が公表した選手・チーム関係者や海外メディア向けのプレイブックには、その厳しい行動制限が明記されているそうです。そこには、「常にマスクを着用し、人との接触を最小限に抑えてください」、「移動の際は専用車両を使用してください。地方会場への移動などやむを得ない場合を除き、公共交通機関の使用は認められません」などと記載されている様です。

 表参道や原宿の現象は、なし崩し的にあちこちで起きているよう様で、ツイッターでも、新宿、渋谷、銀座、豊洲、また札幌などで同じように五輪関係者と思われる外国人たちがノーマスクで歩いていると報告されている様です。要は「バブルに穴」状態が起きている様です。

 正に「千丈の堤も蟻の一穴より崩れる」状態の様です。ブラジルで開催されている南米10カ国によるサッカー選手権「コパ・アメリカ」でもバブル方式がとられていましたが、21日までに140人の新型コロナ陽性者が確認されたと報じられた様です。

 市中で感染が拡大しているブラジルは、外からバブルの中に入ったケースですが、東京五輪の場合は、五輪関係者と思われる外国人たちがノーマスクで歩いていると報告された、「バブルの中から外に広まるケース」と、「バブル内で感染が広がるケース」が出てくる可能性がる様な気がします。どちらも「千丈の堤も蟻の一穴より崩れる」・・・です。

 水際対策には、空港リエゾンという物がある様で、リエゾンとは、フランス語で「連携」や「連絡」意味する言葉です。 空港リエゾンは、空港検疫で五輪選手団に陽性者が出た場合、速やかに搭乗機の座席情報を確認し、濃厚接触の疑いがある人を特定したり、選手団が一般客と接触せずに空港内を移動できるよう誘導したりする人の事を指し、成田、羽田両空港には組織委が委託した民間会社の社員を派遣する方向の様です。
  これまで空港では、濃厚接触者に関する詳細な調査は行われず、選手団を受け入れる自治体の保健所に任せていました。このため、濃厚接触者を隔離しないまま、選手団が自治体に移動することが可能だった様です。 今後は、空港リエゾンが陽性者の座席前後2列の搭乗者を濃厚接触の疑いがある人と認定する方針だそうです。

 これにより疑いがある人は、選手団から隔離し、専用バスで移動するそうで、自治体に到着し次第、宿泊先で隔離され、保健所が聞き取り調査の上、濃厚接触者に該当するかどうかを最終判断する様で、疑いがある人を自治体に移動させず、組織委などが指定した施設で待機させ、経過を観察する案も浮上している様です。

 これを書いているのは㋆22日ですが、数は限られますが出場選手や関係者からコロナ陽性者が出ている様です。昨日、ソフトボールが初戦を飾りました。レフトよりの人は選手の感染者判明で「それ見た事か」
でしょうが、政府の対応や説明が不十分な事で完璧では無い事は分かっていますが、もう既に実際オリンピックが始まっているのに「開催反対」とは・・・・これ如何に?

 「千丈の堤も蟻の一穴より崩れる」の蟻の一穴を塞ぐ努力を政府はして欲しいものです。因みにタクイーは。五輪関係者を輸送するためのバスやハイヤーが足りず、臨時的に一般タクシーまで利用されていることが問題となっているそうで、全国自動車交通労働組合総連合会は声明で、「オリンピック関係者が乗る時だけ臨時にハイヤー車両として運用し、その輸送が終わればまたタクシーに戻して一般乗客を乗せるという、極めて安易な運行形態であり、運転者はもとより同じ車両に次に乗せることになる一般乗客にも新型コロナウイルス感染の危険が生じるものである」と懸念を示しているそうです。
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