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鬼タク

今回は「鬼タク」を書こうと思います。

 先ずこの「鬼タク」とは、鬼伝説が残る京都府福知山市内の大江山の麓・大江地域は過疎化が進んでいるので、公共交通サービスの維や確保が厳しさを増す中でも地域住民の日常的な移動手段を確保するため、地域組織「大江まちづくり住民協議会」が実施主体となった地域住民の自家用車=マイカーによる送迎サービスの事になります。

 事業主体は、地域主体の「助け合い交通」で、助け合い交通とは 地域住民の自動車送迎により、高齢者等の通院や買い物といった日常生活における移動を助け合う取り組みになります。

 地域組織と、運営協力する地元タクシー会社・ふく福タクシーによる京都府初の「事業者協力型有償運送」の取組になる様です。「事業者協力型有償運送」とは、道路運送法の改正により、令和2年11月から、運行管理や車両の整備管理について一般旅客自動車運送事業者(バス・タクシー事業者)が協力する「事業者協力型自家用有償旅客運送制度」が創設されました。それにより持続可能な移動手段確保のため、輸送の安全確保にノウハウのあるバス・タクシー事業者の協力を得て自家用有償旅客運送を導入する運びになりました。

 混同するのが、「自家用有償旅客運送」で、自家用有償旅客運送は以下の団体等が主体となって実施する事が出来、市町村、 NPO法人、 一般社団法人又は一般財団法人、(地方自治法に規定する)認可地縁団体、 農業協同組合、 消費生活協同組合、 医療法人、 社会福祉法人、 商工会議所、 商工会、 営利を目的としない法人格を有しない社団、になります。

 「鬼タク」の仕組みは、「自家用有償旅客運送」という制度のうち、バスやタクシーなどの公共交通では地域住民の移動手段が十分に確保できない交通空白地に、地域組織やNPO法人等が自家用車を使用して、営利とは認められない範囲の運賃で運行する「交通空白地有償運送」という運送制度を活用したもので、特徴としては、1.自家用自動車(白ナンバー)で運行できる、2.第一種運転免許+大臣認定講習を受講すれば、地元住民もドライバーになれることがあげられる様です。

 「鬼タク」では、運転会員として大江まちづくり住民協議会に登録した地域住民が、講習を受講してドライバーとなり、同じく大江地域に住む移動手段に困っている住民を送迎する、地域主体の「助け合い交通」になります。

 ・・・・京都か、行きたいナ~草
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