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変異株、抗原検査後のPCR検査を拡大へ

 今回は「変異株、抗原検査後のPCR検査を拡大へ」を書こうと思います。

 かなり前の事に名なりますが、保健所の業務逼迫ひっぱくを受け、知事が追跡調査の対象を、リスクの高い人や集団感染の恐れがあるケースに重点化するよう通知したのは、今年の1月22日になります。要は、PCR検査対象者を絞った事になり、この事は当ブログでも書きました。

 5月に分化会は7つの低減を政府に諮問した様です。広島県で行った大規模なPCR検査を行った時、その中で症状がある人の陽性率は9%、無症状の人の陽性率は1%だった様です。又、他の自治体が行った調査では、病院へ行くほどではないが若干の倦怠感、要は軽い体調不良を訴えていた人の約7%~10%の人が仕事、勉強などで外出している事が分かったそうです。

 という事は、無症状の人の陰性率が1%で、若干の体調不良を訴えている人の7%~10%の人が何らかの理由で外出してる事になります。という事は、若干体調不良を感じている無症状の陽性者の人が外出をしている事になります。

 この結果を受けて分科会は、簡便で検査結果が早く出る抗原の検査キットで前述した、病院へ行くほどでもない軽傷状者に抗原検査を行い、感染が確認されれば周辺の広範囲の無症状者にPCRを行う事を提言したそうです。

 纏めると、無症状者の陽性率は1%、若干の体調不良が有っても7%~10%の人が外出をしているので、若干の体調不良の人に抗原検査を行い、陽性が確認されれば周辺の広範囲の人にPCR検査を実施するという事になる様です。

 換言すれば、腸チフスのマリの様なスプレッダ―をPCR検査を広範囲に行い発見をし、感染拡大を防ぐ事になります。という事は、東京都が追跡調査の対象を、リスクの高い人や集団感染の恐れがあるケースに重点化するよう通知したのは間違いだったと受け止められます。

 墨田区保健所は、都が追跡調査の対象を、リスクの高い人や集団感染の恐れがあるケースに重点化するよう通した通知後も陽性者1人ずつに詳しい調査を継続し、それでも陽性者は都内全域と同じように減少しているといい、西塚至所長は「流行は抑えられているのは明らか」とみていた様ですが、結果、「流行は抑えられている」は新型株の影響も有るでしょうが、間違いだった様な気がします。

 パンダ国では、発生源の武漢市の住民約1,000万人にPCR検査を行ったそうです。結果、パンダ国の発表ですが、300人に陽性反応が出たそうで、全員が無症状だったそうで、当てになりませんが、この300人の濃厚接触者の中に陽性者はおらず、当局は「感染の広がりは認められない」としている様です。

 1,000万人を検査し、陽性者が300人とは、陽性者の割合は0・003%なので、とても信じられない数字を堂々と公表するとこは、流石パンダ国で草が生えます。

 何れにしても、抗原検査という前提は有りますが、日本も PCR検査の重要性を改めて認識した様です。が、遅すぎると考えるのは自分だけでしょうか?

 保健所には毎日、医療機関から感染者の「発生届」が提出されるそうで、一人ひとりに電話で連絡し、話を聴いた上で入院が必要か、宿泊療養か自宅療養かを判断するそうです。当日に対応しきれず、翌朝回しになるケースも増えている様です。医療機関からの報告は夕方以降が多く、夜に聞き取りが本格化する日々で、「帰宅が朝になる職員もいる。こんな状態がいつまで続くのか。緊急事態宣言によって、感染者数が少しでも減ってくれることを祈るしかない」という事も有ったので、、都は保健所の業務逼迫ひっぱくを受け、知都が追跡調査の対象を、リスクの高い人や集団感染の恐れがあるケースに重点化するよう通知した様です。

 保健所の逼迫具合も想像でき、保健所の職員の気持ちはいかばかりか想像は出来ますが、政府はこれに対する資金を準備していた様なので、言葉は悪いですが「金で横っ面を叩いても」何とかできなかったのでしょうか?

 今更遅いとは思いますが、ほんの数カ月、ワクチン接種が早かったら、と思うのは自分だけでしょうか?

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